北海道・札幌発・だべさ通信5

ほおづきも夏の思い出も育て方は日の当たる場所 

ほおづき
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一昨年、道の駅で買ったホオズキの株。
日の当たる場所に、ただ穴を掘って植えただけなのに、2年たった今年はなんとあっちこっちと増えて、今年もオレンジ色の実がつきました。
まわりの草は刈ったけど、ほおづきだけ残してやったさ。

 

ほおづき

 

幼なじみのせいちゃんが、自身のブログで思い出す夏ってみんな子供の時の夏ですよね』なんて書いていたけど、 、本当にそうだなと思いました。
近所同士だったから、回りにあるものは同じ風景。
今思えば、半径数百メートルくらいの小さな世界が殆どだったもね。

 

 

せいちゃんはクワガタ獲ったりキリギリスを獲ったり木登りしたりしていたらしい。
私もやったやった、キリギリスを獲るのはね、ボッコの先にキュウリをつけたり、そのへんで捕まえたバッタをくっつけておびき出した。
キリギリスはエサが目の前に現れたもんだからパッと飛びつく、その油断したときに捕まえちゃうのよ。

 

 

 

当時の手稲鉱山地区の道路はまだ舗装もされていなかったから、砂利を運ぶダンプが通るたびに土ボコリが舞う舞う。
道路わきの生い茂った草の表面が、夏になるとうっすらと灰色の染まって、きっと鼻の中も土ボコリですんごかったとおもうけど、なーんもさ。

 

ほおづき

 

ちょうど今頃、お日様が草むらの奥のオレンジ色の ほおづき を見つけてくれるときがあります。
そうなったらもう、自分の背よりも高い草をかき分けかき分け 消えてしまわないうちに ほおづきにたどり着く。
かぐや姫を見つけたお爺さんも、きっとお日様の一筋の光が竹を照らしていたに違いない・・・なんて思ったりする。
草刈りで ほおづきだけ残したのは、せいちゃんが言うように子どもの頃の夏の思いでが愛おしいからなんだと思いました。

 

 

ウィキペディアによると、ほおづきは漢字で書くと「酸漿」「鬼灯」「鬼燈」と書くそうです。
でも他に、『実の赤くふっくらした様子から頬を連想したもの』とも書かれていました。
どの書き方を選んでもいいんだけれど、私は ふっくらした ほっぺたがうっすら赤い・・・そんな可愛らしさを想像させる ほおづき の方が好き。

 

 

ほおづき

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こちらは以前見つけたほおづき。
葉脈だけが残って
芸術的な網の目を作っていて美しいです。

ほおづき

 

 

ほおづき


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