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”6時になりました。ニュースをお伝えします”
夕方、婆ちゃんと二人で白菜のお漬け物を食べながら、ポチっとテレビのスイッチを入れました。
あら、ちょうど6時だね。
”現場から、山本キャスターがお伝えします”
マイクを持った男性キャスターさんが、現場の状況を話し始めました。
婆ちゃんは、テキパキ話すその人を見て
「あら〜この人若いね。やっぱしなんでしょ、勉強さできないと、こういうキャラクターにはなれないんだべね」と言いました。
ん?
「そうだね、勉強できないと、こういう仕事はできないんだべねきっと」
”それでは、先ほどのインタビューの様子をご覧下さい”
「やっぱしなんでしょ、こういうキャラクターの人は何回もしゃべる事 練習するんだべね」
「そうだね、練習するんだべね」
なるほど、キャラクターとも言えるのかな。
「おらなら 今言った事す〜ぐ忘れちまうけんども、この人、こんな若いのにたいしたもんだなや~。やっぱしなんでしょ、勉強できない人はキャラクターにはなれないんだべね」
「ん〜・・そうだね〜、やっぱし勉強ができたほうが、なれるのかな〜」
「んだべな〜。この人まだ子供か?ずいぶん色白だな。こんな若くてキャラクターになれるんだから、たいしたもんだな~」
「そうだね〜」白菜ポリポリ。キャラクターさんに関心しているうちに、どんぶりの白菜はどんどんなくなって底が見えてきました。
あ〜あ、ごちそうさま。
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