北海道・札幌発・だべさ通信5

ホッキ貝 ジジよりウバ(姥)がモテるわね

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苫小牧は”ホッキ貝”が有名です。だから市場には、パンパンに太ったグーより大きなホッキ貝が並んでいます。
これがね、生でも湯がいても、炊き込みご飯にしても美味しいの。市場のレストランではカレーライスにホッキを入ったホッキカレーを食べましたよ。

 

ホッキ貝(北寄貝)の別名は”姥貝(ウバガイ)と言うそうです。
なして『ジジ』じゃなくて『姥』なんだべね。
『ホッキ貝は、30年も生きる長生きの貝なので、姥貝と名前が付いた』という事を何かで読んだことがありました。『姥』は長生きという意味に例えられているという事でしょうか。

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そうそう、”オオウバユリ”っていう林などに咲く花があるんだけどね、この花も”ウバ”という言葉が付いています。北海道のウバユリは、南の地方のものより大きくて、花の咲く頃になると葉が枯れてしまいます。つまり『葉』がない=『歯』がない=姥みたい=オオウバユリ なんだってさ・・・・ダジャレかい!
・・・と、つい、突っ込みたくなってしまいますね。

9.7.26ooubayuri01.jpg

 

”ウバザメ(姥鮫)”という名前のサメもいますね。これもきっとなんかあるよね。長生き?それとも歯が抜ける?
さっそくポチポチとウィキペディアで調べてみると、なになに、『ジンベエザメに次いで、すべての魚類の中で2番目に大きい種である。』か、ほほう。
『”エラ”を老婆の”皺”に例えて名付けられたとされる。』
”皺”?こ、これ、なんと読むんだろう。・・なに”シワ”?シワと読むのか。
という事は、”ウバのようなシワのあるサメ”という事なんだね。
『しばしば水面近くで餌をとっている様子が観察され、その様子がまるで日光浴(bask)をしているようであったことから英語名はBasking sharkという』

 
ほほう、英語圏では名前の付け方も素敵だわ。なのに和名ときたら『姥ザメ』ときたもんだ。
『また、このような行動をしている際に簡単に捕らえられてしまうために、かつてはバカザメ(馬鹿鮫)という和名だったこともある(現在も別名として用いられる)』
な、なに『バカザメ!』なんちゅう気の毒な。

 

 

それにしても、長生きで、歯が落ちて、シワシワのとくれば姥の姿。
”じじ”と名のつくものは聞いた事がありませんね。
なんだか”じじ”は可哀想。そうは言っても”じじ”より姥がいいけどさ。

 

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3 Comments

  1. もみじ

    ホッキはとっても美味しいし
    オオウバユリも球根は食べれるので
    アイヌ民族の命をつなぐお役に立ってきたそうです。
    ってことは、女性は年をとっても役に立つって話でないかい?(笑)

    Reply
  2. 隠れ家

    『じじ』のつくものを思い出せませんね。
    じじ捨て山もないし…
    じじぬきぐらいしか出ません。

    Reply
  3. ぽぷら

    もみじさんへ
    ”女性は年をとっても役に立つ”
    そっか!そうですよね~!
    いいお話です。
    いくつになってもお役にたてるお婆さんになれるように努力しなくっちゃ。
    隠れ家 さんへ
    こんにちは。そうですよね~、姥とかババとかは思い出せますよね。
    あ、鬼婆もババですね。また1つ、思いついてしまいました。
    やはり、女性は強いですね。

    Reply

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