北海道・札幌発・だべさ通信5

円山動物園は、そうなんだ〜のテーマパーク

Pocket

PR

 

昨日は友人たちと、小さな子供たちと円山動物園(札幌市)に行ってきました。

動物園の前は時々通っているのに、中に入るのは20数年ぶり。

14.6.15円山動物園0013.jpg

 

 

園内には博物館のような施設があったりボランティアガイドさんがいたりと、昔の動物園とは全然違うね。
子供達にも、私たちにも、わかりやすく説明してくれました。
”おじさん、これはなんの骨なの??”
「これは、キリンのタカヨだよ。子供をたくさん育てた立派なお母さんキリンなんだよ」
”ふ~~ん”
説明のプレートには 『生涯で13回の出産を経験、そのうち、7頭の子どもを育て上げた。13回の繁殖回数は日本最多』と書かれていました。
13回!お産は死ぬほど大変なのに、よくがんばったね、偉かったねタカヨ。いきなり親近感!

14.6.15円山動物園002.jpg

 

 

「これは、像の花子の歯だよ、さわってごらん?」
”ほらボク持てるよ!”
「おお、すごいね」
私も持ってみようかな・・・お、おお~、重いっしょ!漬物石みたいだわ。
「ゾウさんはね、こんな歯を4つ持っていているんだよ」
”ふ~~ん”
たった4つとは少ないね。でもこんなに重たい歯が16本とかあったら肩がこっちゃうかもしれないもね。

14.6.15円山動物園001.jpg

 

 

”あ、カンガルーだ!”
「よくわかったね。これはカンガルーの仲間でワラビーていうんだよ。そこに、一匹だけ向こうをみているのがいるね。
このワラビーは雄で、みんなを守らなくちゃいけないから、みはりをしているんだよ」
”へえ、そうなんだ・・・”
見張りねえ・・でも、眠そうだねえ。

14.6.15円山動物園003.jpg

 

 

「ほら、ここが猿山。ここにはね、26の家族が生活しているんだよ。おさるさんのホッペタってすんごく伸びるの。ほおぶくろってのがあって、リンゴなんか一個まるごとホッペタに入れられるんだよ」
“これくらい?”
「いやいや、もっとだよ」

14.6.15円山動物園004.jpg

 

 

14.6.15円山動物園005.jpg

 

 

ハイエナがいました。両手を内側に曲げて、お行儀よく座っています。手首、柔らかいのね。

14.6.15円山動物園006.jpg

 

 

ヒグマは、野生でないので余裕で見れちゃう。

14.6.15円山動物園007.jpg

 

 

ホッキョクグマのララは、双子の子供達と別れて、ご主人とも別居して、今はのんびり暮らしています。
どうして別々なのか訪ねてみると、ホッキョクグマは繁殖の時だけ、仲良しになるんだそうですよ。
なるほど、そういう人生もあるのか。

14.6.15円山動物園008.jpg

 

 

ナマケグマの「ゴマキ」はもう お婆さん。
ナマケグマは爪でナマケモノのように逆さにぶら下がることができたり、昼間はほとんど寝ているのでなまけているように見えたんだと。なんだか、かわいそ。
それに、「ゴマキ」がいなくなっちゃうと、もう日本には一頭もいなくなっちゃうんですって。

14.6.15円山動物園009.jpg

 

 

14.6.15円山動物園0014.jpg

 

 

14.6.15円山動物園0010.jpg

 

 

14.6.15円山動物園011.jpg

 

 

14.6.15円山動物園012.jpg

今、動物園は、貴重な動物を繁殖させるという大事な役目もあるそうです。
楽しくておもしろくて、それでいて、真剣に動物の事をちょっと考えたくなる動物園でした。

 


人気ブログランキングへスポンサーPR



Pocket

2 Comments

  1. チョイ悪爺ぃや

    円山動物園は確か「象さん」がいなかったですね。孫も今度の祝日に帯広動物園に行くと言ってました。(お誘いは無かったなー)帯広動物園はその昔、吉村帯広市長が地方都市にも動物園をと運動した結果、各地に出来るようになったんだぜー。

    Reply
  2. ぽぷら

    チョイ悪爺ぃやさんへ
    そうなんですか!動物園のお話、為になりました。
    吉村帯広市長さんのおかげですね。
    今では貴重な動物の繁殖の為に、動物園は大切な仕事をしていますね。

    Reply

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA