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昨日は友人たちと、小さな子供たちと円山動物園(札幌市)に行ってきました。
動物園の前は時々通っているのに、中に入るのは20数年ぶり。
園内には博物館のような施設があったりボランティアガイドさんがいたりと、昔の動物園とは全然違うね。
子供達にも、私たちにも、わかりやすく説明してくれました。
”おじさん、これはなんの骨なの??”
「これは、キリンのタカヨだよ。子供をたくさん育てた立派なお母さんキリンなんだよ」
”ふ~~ん”
説明のプレートには 『生涯で13回の出産を経験、そのうち、7頭の子どもを育て上げた。13回の繁殖回数は日本最多』と書かれていました。
13回!お産は死ぬほど大変なのに、よくがんばったね、偉かったねタカヨ。いきなり親近感!
「これは、像の花子の歯だよ、さわってごらん?」
”ほらボク持てるよ!”
「おお、すごいね」
私も持ってみようかな・・・お、おお~、重いっしょ!漬物石みたいだわ。
「ゾウさんはね、こんな歯を4つ持っていているんだよ」
”ふ~~ん”
たった4つとは少ないね。でもこんなに重たい歯が16本とかあったら肩がこっちゃうかもしれないもね。
”あ、カンガルーだ!”
「よくわかったね。これはカンガルーの仲間でワラビーていうんだよ。そこに、一匹だけ向こうをみているのがいるね。
このワラビーは雄で、みんなを守らなくちゃいけないから、みはりをしているんだよ」
”へえ、そうなんだ・・・”
見張りねえ・・でも、眠そうだねえ。
「ほら、ここが猿山。ここにはね、26の家族が生活しているんだよ。おさるさんのホッペタってすんごく伸びるの。ほおぶくろってのがあって、リンゴなんか一個まるごとホッペタに入れられるんだよ」
“これくらい?”
「いやいや、もっとだよ」
ハイエナがいました。両手を内側に曲げて、お行儀よく座っています。手首、柔らかいのね。
ヒグマは、野生でないので余裕で見れちゃう。
ホッキョクグマのララは、双子の子供達と別れて、ご主人とも別居して、今はのんびり暮らしています。
どうして別々なのか訪ねてみると、ホッキョクグマは繁殖の時だけ、仲良しになるんだそうですよ。
なるほど、そういう人生もあるのか。
ナマケグマの「ゴマキ」はもう お婆さん。
ナマケグマは爪でナマケモノのように逆さにぶら下がることができたり、昼間はほとんど寝ているのでなまけているように見えたんだと。なんだか、かわいそ。
それに、「ゴマキ」がいなくなっちゃうと、もう日本には一頭もいなくなっちゃうんですって。
今、動物園は、貴重な動物を繁殖させるという大事な役目もあるそうです。
楽しくておもしろくて、それでいて、真剣に動物の事をちょっと考えたくなる動物園でした。
円山動物園は確か「象さん」がいなかったですね。孫も今度の祝日に帯広動物園に行くと言ってました。(お誘いは無かったなー)帯広動物園はその昔、吉村帯広市長が地方都市にも動物園をと運動した結果、各地に出来るようになったんだぜー。
チョイ悪爺ぃやさんへ
そうなんですか!動物園のお話、為になりました。
吉村帯広市長さんのおかげですね。
今では貴重な動物の繁殖の為に、動物園は大切な仕事をしていますね。