北海道・札幌発・だべさ通信5

ススキは茅葺き屋根の材料として暮らしを支えた

ススキの穂がお日様を通して揺れています。
ススキは普段から見慣れているのに、沖縄に行ったとはあまりにもサトウキビにそっくりだったもので、私の目は節穴だということがわかりました。


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■ ススキはサトウキビそっくり

ツアーバスの外に広がるススキの野原。
” あら~、沖縄って随分とススキが生えているんだなあ”と思って眺めていました。
でもバスガイドさんは、そう思うであろうお客さんの心をちゃんとわかっていて、
「みなさま、ススキのように見えますが、これはサトウキビ畑でございますよ」と教えてくれました。

 

へえ!これがサトウキビっていうもんか。
それまでダラリと座っていたシートからバっと体を起こし、窓に顔をくっつけ、バスの窓から流れる景色と一緒に、首が動く動く。
なんせサトウキビを見たのは初めてだったもので。
今思っても、背の高さといい穂のフサフサ感といい、ススキとサトウキビはそっくりでした。

 

その見分け方は、サトウキビの穂はピンと元気よくフサフサするのに対して、ススキの穂はタラリンとお辞儀をすることだそうです。
なるほど〜。

 

こんなにそっくりなのに、サトウキビからは甘みたっぷりの汁が取れるのに、方やススキはなーんもない(かじったことはないけど)。
あまり、役に立たないなあ。
ススキと言えば  ”昭和枯れススキ” くらいしか思いつかないしね。

 

♩まずーしさにー まけたー いえ、世間に まけた〜
このー 街もー 追われたー いっそきれいに死のうか〜
ちかーらのかぎり生きたから 未練などないわ〜
花さえも咲かぬ〜 ふたーりは 枯れすすき  ♩

 


■ ススキは人の暮らしを支えてきた

でも、調べてみると、ススキは茅葺き(かやぶき)屋根の材料として使われてきたのでした。
ン?『茅ぶき』っていうからにはなんでないの?
いえいえ、『茅(かや)』というのは、茅葺きの材料として使われる植物の総称だそうです。
私、今まで『茅』っていう名前の草があるんだと思ってました。オヨヨ〜!

茅葺きに使われる草の多くがチガヤ、スゲ、ススキなどの草だそうです。
一見すると、長くて細い植物だったいいんでない?と思いますが、いえいえ、それらには茅になれる条件がありました。
それは、茎に油分があって耐水性に優れていること
水を吸ってしまう草では、屋根をふくことはできませんもんね。
他には、ススキは家畜のエサとしても使われていたそうです。

 

 

ススキは、ずーっと昔から人に役に立っていたんですね。
えらかったんだね。
昭和枯れススキしかイメージないし・・・・なんて言ってごめんよ。


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