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札幌から浅草・鎌倉1泊2日の旅 (番外編)

 

 

宿泊したのは東京のビジネスホテルでした。
1階のフロアに、自由にコーヒーが飲めるしゃれたコーヒーメーカーが設置されています。
部屋に荷物を置くと、さっそくコーヒーを飲もうとフロアに降りました。

 

 

まずは紙コップをここに置いて・・・と。
それからこのピカピカのボタンを押してスタート、ポチ!
ん?ギュー ポチ!!
なして押ささらないんだべ(押せないんでしょう)。
こなったら ぐぐポチ〜〜〜!!ちょっと口もとんがって力が入る。
そのとき、ちょうどフロントの女性が通りかかりました。
”あのすみません、コーヒのボタン押してみたんですけど出なくって、入れ方を教えて頂けませんか・・・・?”

 

 

彼女は、私が押していたところではなく、その上の黒いボタンをポチっと押しました。
なに!ここにもボタンがあったのか!
しかもボタンには、そこそこ大きく「START」と書いているではないですか!
コーヒーは、すーっとカップに落ちて、あたりにいい香りが漂いました。
彼女は、「このボタンは、ちょっと長押ししないと出てこないんです、申し訳ございません。でももうこれで大丈夫です」と言いました。
私がボタンだと思っていたそれは、コーヒーメーカーのただのプレートでした。

 

 

でも、よく考えてみると、横からきた彼女には、私がヘンな所をグイグイ押しているところが、見えていたのではと思いました。
だから、
『お客様、そこはボタンではございませんよ、ココですよココ』と言ってもよかったのかもしれない。
北海道弁で言うならば
『どこ押してんのさ、そんなとこ押ささるわけないべさ、はんかくさいんでないかい?(アホじゃないの?)』
となるかも。

 

 

たぶん彼女は、見て見ぬフリをする心使いをしてくれたのでしょう。
”長押ししないと出てこないので・・・・”
その後、何度かコーヒーメーカーを使いましたが、いつもタッチするだけで、香りの高いコーヒーが、糸のようにスーっと流れ落ちました。

 


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札幌から浅草・鎌倉1泊2日の旅 (10終)

 

北鎌倉駅のすぐ傍にある『東慶寺』は、群馬県の満徳寺とともに、2つしかない幕府公認の縁切寺の一つでした。
江戸時代までは女性からの離婚はできなかったので、このお寺に駆け込みました。

 

 

『東慶寺』は尼寺で男子禁制。お寺が妻を保護して、足掛け3年といいますから2年から3年このお寺で修行をつむことで、離婚が許される事が多かったそうです。
男尊女卑が常識だった時代、きっと命がけで逃げるようにやってきたのではないでしょうか。

 

 

女性にとって、唯一の切り札だった縁切寺。
見ている景色が、駆け込んだ女性たちと同じ視線なんだと思うと、現代に生きている自分と違いを感じずにはいられませんでした。
明治5年(1872年)に女性からの離婚請求権が認められるようになるまで、縁切寺のこの制度は続いていたそうです。

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門をくぐるとまっすぐな参道が。
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ここまでくると、横に本道の入り口があります。
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鎌倉では、最後まで雨が止む事はありませんでした。
さっきまで、冷たい雨がイヤだったけど、気づけばそんな事も忘れてる。
最後がこのお寺でいかったわ。

 
甘っちょろいおばちゃんの心が、ちょっとだけ、神妙になりました。
一泊二日の旅ではありましたが、おかげで心残りができました。
という事は、もう一度おいでと鎌倉が言っている、という事だよね。
いつかまた、行ってみたいと思います。

 


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