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旅の最終日は、日本一の清流に輝いた、歴舟川で砂金掘り体験です。
もう、みんな小金持ちになった気分だもん。
日高山脈から太平洋にそそぐ歴舟川は、広い大樹町だけを流れる川で、6回も日本一の清流の指定を受けた、まさに”母なる川”です。

町 には砂金掘りを教えてくれるおじさんがいて、事前に予約していれば、砂金堀の体験ができます。
その日は、私達5人と、同じ札幌から来ているという家族連れに、それぞれ一人づつのおじさんがついて、砂金の掘り方を教えてくれました。

 

 

「いっかい、それじゃあ説明すっから近くに来てや。オッホン、皆さんは今日ここで、金をガッポガッポと掘り出します」
オ~~!!
「 明日から大金持ちになります!」
ワ~~!!
「採った金はコレに入れるんだよ、足りなかったらもっと大きな入れ物もあるよ」
ワ~~!!
おじさんはそう言って、プラスチックのフィルムケースをみんなに渡してくれました。

 

 

「まず、川の傍の土を、この”ゆり板”の上に乗せるべ、それを川に運ぶわけさ」
ん、ん。川の土をすくうんじゃなくって、川岸の土を持って行くのか。
「したらそれを、こーやって、ゆっくり水をくぐらせて、 上のジャリを流すわけさ。こうやって・・ほーらな」
ほうほう。
おじさんの手つきはさすがだね。

 

 

「最後に砂鉄が残るワケさ、な。あとはこうやってゆっくりゆっくり動かしていくと・・金はな、砂鉄の6倍も重いから、最後の最後に残る。ほーら、あった」
おじさんの”ゆり板”の砂はみるみるうちに少なくなって、最後には黒い砂(砂鉄)が残りました。そしてその中から現れたのは、おお~!!金の粒・・たって納豆じゃないよ。
老眼でもはっきり見える、金色の、爪楊枝の先にやっと乗るくらいの金の粒です!

 

 

あとはもうみんな はっちゃきさ!掘っては川へ掘っては川へ。
仲間の事など目もくれず、ただひたすらに土を掘る!・・ゆする!・・・掘る!・・・ゆする!・・掘る!・・・・

おじさん、金、見つからないよ。
「どれどれ、いいかい、教えてやっから」

 

砂金とり

おじさんは、右隣りにいる はる美ちゃんの”ゆり板”を持って、
「こういうふうに揺するんだ、そうそう、ほーらあったよ」
「うわあ、あった!おじさん、ありがとうございます!」
「なんもなんも(どういたしまして)」 てやってる。

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お、おじさん!私のも見てよ、教えて下さい!
「どれどれ、ああ、ダメだダメだ、そんな揺すり方じゃ、金流してるべさ」
おじさんは、私に厳しい指導をすると、今度は左隣りの あき菜ちゃんの所に行きました。おじさん!はる美ちゃんの時は時間かけてたっしょ、私もゆっくり教えて欲しいのにな。

 

 

おじさんは、今度は あき菜ちゃんの”ゆり板”を一緒に持って、
「こーやるんだよ」とか言ってる。
気がつけば、二人のおじさんとも、二人のギャルと一緒にしゃがんでやってるしょ。
あっちの家族はいいんかい。

 

 

ありゃ、もうこうなったら自力でやるしかないわ。
土を掘る!・・ゆする!・・・ない・・・掘る!・・・ゆする!・・・・ない・・ウェ~ン・・

「どれどれ、探してやっから」
おじさんの一人が可哀想に思ったのか、私の為に”ゆり板”を動かしてくれました。
すると・・・・

 

 

おお~!!あった!!
「んだべ~、いかったなあ」
「おじさん、ありがとうございます」
「なんもなんも」

砂金取り

「いいか、金のつまみ方はな、まずよく指を拭く。それから、ちょっとだけ指をなめって湿らかす。それから金の上に指を押しあてて、そっと上げるんだ。この時、指にくっついているかどうかなんて、ひっくり返して見たらダメさ。金が飛んでっちまうからな」
おじさんは慎重に、ゆっくり教えてくれました。

 

 

「もし、板の上の金がなくなっていたら、それは指に金がついているってワケさ」
なるほどー!
「その指の下に、水を入れた容器を持ってきて、中でそっと揺する。すると金が入るってわけさ」
さーすがーおじさん!

かくして私達は、大量の金を収穫し、仲良しになったおじさん達に別れを告げました。

砂金掘り体験はこちら

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