北海道・札幌発・だべさ通信5

『こわいこわい』は山形から北海道へ

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全国から人が集まって開拓された北海道は、方言のデパートみたいな所かもしれませんね。
場所によっては、同じ県、同じ村から団体で入植した所もあるので、その地域独特の言葉も少なからずあるようです。

 

 

昨日のテレビを見ていましたら、山形では『こわいこわい』は『疲れた疲れた』という意味になるという話をしていたので、”そうか、山形弁だったのね” と小さな発見をしたところです。
北海道人も、たいてい『こわい』と言という言葉を使います。

 

 

階段を駆け上がったり、長い距離を走ったり、体がしんどくなったときに、私たちは『あーこわい』とか『こわいこわい』なんて言います。
標準語にすれば『疲れた』となるのでしょうが、『疲れた』の範囲は広くて、こういう場合はどーもしっくりきません。
『生きるのに疲れた』は『こわい』ではなく、『仕事が多忙で疲れる』も『こわい』ではありません。

 

 

『疲れる』という大きな範囲の中の、身体的にしんどい状態のとき『こわい』を使います。
色に例えるなら、『赤』という大きな範囲の中の、『燃えるような赤』『紅の赤』『薄紅色の赤』・・・のような詳細てきな感じでしょうか。
微妙なニュアンスの違いが多くある日本語ですが、さらに掘り下げたところにある細かな感覚を、方言は持っているのでないかな・・・と思います。
山形弁が使えてよかった。でなかったら、「こわいこわい」を表現する言葉を知らなかったもんね。

ムラサキツメクサ

 


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4 Comments

  1. t22t

    とても勉強になりました
    言葉には大きな範囲があること
    「疲れた」・「赤」それぞれの広がりをもっていること
    偉くなった気がしました
    ありがとうございました

    Reply
  2. すみれ

    へぇー北海道は方言の?デパート?~ なるほど!
    もっちょこい とかも?(こそばゆい)そうなんですかね どこかの方言になるのかぁ?
    こうゆうの調べてみると 面白そう眠れなくなりそう・・・です 笑
    日本は色の名前が すごく多いとかテレビで以前やっていました 繊細な感覚なのでしょうか?
    そうゆうものが自然に備わっているのは ありがたいですよね 

    Reply
  3. もみじ

    方言のルーツ探し、楽しいですよね。
    方言が好きになったのも転勤生活のおかげなのかも。
    とーほく在住時には共通の方言がたくさんあることに気づきました。
    「いずい」とか「あずましくない」とか「こわい」とか
    東北北部の人とは違和感なく使ってましたよ。
    関東に近い東北南部の人には???だったようです。
    「なまら」のルーツは新潟方面のようです。
    新潟旅行した時に『新潟の古い方言』として紹介されていました。

    Reply
  4. ぽぷら

    t22t さんへ
    とんでもございません。勉強になったのは私の方です。
    北海道が色んな地方の言葉を使っているという事で、夫々に、その地方に親近感が湧いてきます。
    もっともっと、北海道と他県の関わりについて知りたいと思います。
    すみれさんへ
    もっちょこいって、言葉のニュアンスが可愛くて好きです。
    どこの方言なんでしょう、気になりだしました。
    微妙な違いを分けて言葉を作る日本は、世界でとっても言葉の多い国と聞いた事があります。
    文章でも言葉でも、伝えたい情景をおもい浮かべられるような使い方ができれば、もっといいですね。
    もみじさんへ
    「なまら」のルーツは新潟方面!そうなんですか!
    もみじさんのように、東北せ生活された経験があると、北海道の言葉との関わりを、肌で実感されると思います。
    私のように、北海道でのみでした生活した事がないと、井の中の蛙。
    とても勉強になり、世界が広がります。

    Reply

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