北海道・札幌発・だべさ通信5

セキレイも巣立ち、遅れたって大丈夫

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公園の階段に、ふわふわの鳥が2羽います。
少し近くに寄ってみても、そんなに警戒するわけでもなく、ただオドオドしている様子です。
クチバシが黄色い、ヒナ鳥ね。

セキレイのヒナ

 

 

セキレイのヒナ

 

 

近くの木にエサをくわえたセキレイが飛んできました。
ここでも、巣立ちの時期を迎えたようです。

セキレイ

 

 

ヒナの1羽が、親鳥のいる木の上に飛び上がりました。
残されちゃったヒナは、戸惑ってピーピー鳴いてる。

セキレイのヒナ

 

 

セキレイのヒナ

 

 

親鳥は、今度はもう少し離れた道路のふちまで飛んでいきました。
最初に飛んだヒナも、すぐその後を追って飛んでいくと、
親鳥は、頑張ったヒナにご褒美のエサを与えていました。

セキレイの親子

 

 

セキレイの親とヒナ

 

 

そのころ、階段に残っていたヒナが、やっと木の上にやってきました。
でもほらほら、お母さん(お父さんかも)はもうあそこにいるよ。

セキレイのヒナ

 

 

セキレイのヒナ

 

 

生まれた日によっても、成長の過程は異なるのでしょうが、その子の性格もあるのかもしれないと思いました。
食いしん坊で素早くサササっと飛んでく子、要領は悪いけれど、おっとりした優しい子。
どちらも、ちゃんと大人になるのでしょうが、人間と違うので、こんなに動かないでいると、カラスや猫につかまっちゃうんじゃないかと、余計な心配をしてしまいました。

 

 

遅れて木の上に止まったセキレイのヒナは、しばらくするとパタパタとセミみたいにぎこちなく飛んで、駐車していた車の屋根に不時着。
そしたら屋根が滑るもんだから、カシャカシャと足を滑らせ、親鳥のいる木にやっとこさ、たどり着きました。

 

 

最初はハンディがあるけれど、この子もちゃんと、大人になるんだと思う。

頑張って、鳥のピカピカ一年生。

 


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4 Comments

  1. もみじ

    マンションの近くの木では3羽のスズメが飛ぶ練習をしていましたよ。
    何年か前にスズメの巣からカラスがヒナを強奪しているところを
    2回もみてしまったので(以来、その場所では巣作りされない)
    どこかで無事に育ってくれたかとうれしくなりました。
    ↓記事にでてきた、「もちょこい」ですけど
    道南方面中心に使われている言葉なので
    ルーツは青森かなぁと思います。

    Reply
  2. 匿名

    こういった場面 以前 見かけたことがありました
    ヒナはピーピー鳴いてばかりですよね 親に甘えているのか どこ行っちゃったのって探しているような?声が高いので やはり外敵が気になりました
    親は遠くの方から見ていたのでしょうか それとも餌を探しに行っていたのかなとも 遠からず近からず あうんの呼吸で親が戻ってきます 安心した様子のヒナ どこの親子も一緒ですね 笑
    数日前からやってきていたのですが 昨日はとくにポプラの綿毛がたくさん舞い降りました
    今日は風が強く又又・・舞い上がっています 旬の自然風景?自然って不思議で愛おしいですよね

    Reply
  3. ぽぷら

    もみじさんへ
    わあ、雀のヒナも可愛いですね。
    あんな小さいヒナをカラスが奪っていく姿を見るのは、自然の厳しさとはいえ、忍びないですね。
    「もちょこい」は青森!
    東北からの鵜従者が多いようなので、方言も、東北地方が多いのかも知れないですね。

    Reply
  4. ぽぷら

    もし、猫がいたら、きっと捕まっちゃうんじゃないかと思ったくらいです。
    飛び方もまだぎこちないですし。
    林の中も綿毛が飛んでいます。
    お日様にあたると、不思議な光景が見られてきれいです。
    もうすぐ夏がやってきますね。

    Reply

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