北海道・札幌発・だべさ通信5

女の子の写真から思う昭和の様子

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旦那さんが昭和49年ころに小樽で写したモノクロ写真。
可愛い女の子が写っていますね。
知らない子だったそうですが、写真を撮らせてくれたんですと。

昭和の写真

手袋は、毛糸のボッコ手袋をはいています。
私たちの年代の道民は、こんな形をしてる手袋の事をボッコ手袋と呼んでいました。
”棒のようにまっすぐになった手袋” ってことでしょうかね。

今は殆ど5本指の手袋かなと思ったけど、楽天で探してみたら可愛いボッコ手袋が沢山りますね。
でも、名前が違う『グローブ』って言うみたいですよ。
へ〜、野球するみたい。
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そうそう、北海道弁では手袋は ”はめる” ではなく ”はく” と言います。
どうしてだべかね。
前足???んなワケないけどさ。

 

まったく見ず知らずの人に、なつっこい笑顔で写真を撮らせてくれたなんて、この時代ならではでしょうね。
今の時代なら難しいかも。
肖像権の侵害!個人情報の流出!人さらい!とか思われるかもしれないっしょ。

 

さらに、後ろに写っている『反町医院』がいい雰囲気。
内科、小児科、皮膚科・・とか書いてあります。
玄関はガラスのはまった戸。電話番号は、ただの2010だった。

 

今でこそ、病院は○○科と専門的な科目に分けられているけれど、昔は具合がわるくなったときも、怪我をしたときも、お医者さんはなんでもみてくれました。
っていうか、何でもみてもらってた。

 

女の子の履いてるズボンやオーバーの肌触りがなんとなくわかるのは、自分の同じような格好をしていたからなんだべね。
着膨れしてモコモコしているのは、中にきっとセーターと、厚手のシャツを着ているからだと思う。
ももしきも履いてたと思う。
きっと反町医院の近所の子だね。今、50代の前半くらいになられたのでないでしょうか。

昭和の石狩川付近の写真

石狩川の渡船場の跡と氷橋を渡る人の記事

小樽運河、D51、昭和40年代の写真

 

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4 Comments

  1. まいける

    関東出身の夫と結婚するまで、「手袋をはく」というのは標準語だと思っていました。夫に「靴下じゃないんだから、手袋は はめるでしょう〜」と言われた時、びっくりしました。
    夫は関東出身ですが地元の方言があるみたいで時々出てきます。言葉って面白いですね。

    Reply
    1. ぽぷら (Post author)

      まいけるさんへ

      本当に言葉って面白いですよね。
      友人も、「ゴミを投げて」って言ったら驚かれたって言ってました。
      どうしても故郷の言葉が自然に出てしまいますもね。
      でも、あたたかみがあっていいなあと思います。
      「手袋は はめるでしょう〜」って言われたら、私も一瞬ハッとしちゃうと思います。

      Reply
  2. もみじ

    確かグローブは五本指手袋のことで
    ぼっこ手袋はミトンって呼ぶんだったと思いますよ。
    「手袋をはめる」イメージって
    五本指手袋をすみずみまできっちりフィットさせるって感じですかねぇ。
    新しい皮手袋とか、花嫁さんの華奢なレースの手袋とか
    手術用のぴったりしたゴム手とかぴっちりフィットのやつ。
    ぼっこ手袋とはそもそも着用イメージが違いますよね。
    ちなみに実家方面は寒さも厳しかったので
    毛糸の五本指手袋の上に手編みミトンを重ねてはいてました。
    もちろんミトンは紐付きがキマリです。
    アノラックを脱ぐ時は手袋ごと…でしたよねー。
    今から思うとまるで抜け殻( *´艸`)

    Reply
    1. ぽぷら (Post author)

      もみじさんへ

      ミトンですね。なるほど。
      グローブだったら野球みたですもんね。
      『はめる』というイメージ、確かに、フィットさせる感がありますよね。
      寒いから、しっかりフィットさせなくっちゃっていう北国ならではの表現なのかも。
      さらに、私も手袋重ねて履いてましたし、ヒモ付けてました!!
      蘇りました!!ジャンパー脱ぐと、手袋がぶら〜んとしてました!

      Reply

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