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定山渓温泉の月見橋を渡ってまっすぐ行くと、つきあたりに赤い柱が鮮やかな岩戸観音堂があります。
外から中を喉いてみると、正面の祭壇の右奥の方に『洞窟入り口』と書かれたドアがあるのが目に入りました。
洞窟!?
ちょうど、お堂のお掃除をされていたおじさんがいたので声をかけてみることに。
■ 拝観料はお気持ちで
『あの、洞窟へは入ってもいいのですか?』
「いいですよいいですよ、どうぞどうぞ」
話しやすそうなおじさんでいかった。
『あの、入館料はいくらですか?』
「いやいや、そんなのはないんだよ、ただ、ココの箱にね、気持ちだけ入れてくれればいいんですよ』
さすが観音様、”なんぼちょうだい”なんて、そんな事は言わないんですね。
「ま、300円くらいでも、この箱に入れてもらえれば・・」
『そうですか』
ところが、さっそくお財布の中をまさぐるも、手のひらから現れた小銭は全部で260円くらい。
どうしよう・・・・
いくらでもよいという事は、もちろん1000円札でもいいわけだよね。
このさい奮発してカッコよくお札を箱に入れれば、もしかしたら すんごいご利益があるかもしれない。
背後の祭壇の方から、観音様の熱い視線が注がれているような気配がしました。
1000円札を取り出し、
『あの、すいません、1000円でお釣りいただけるんでしょうか?』
セコ!
でもおじさんは、「いいからいいから、見ておいで」と、優しく言ってくれました。
ありがとうございます。
とにかく、お財布の中の300円に満たないダラ銭を箱に入れて、さっそく中い入ってみることに。
■ 120mも続く岩戸観音堂には三十三の観音様。
扉の向こうは、幅が1mくらいの洞窟が続いていました。
長さは120mだそうです。
洞窟の両側の所々に凹みがあって、そこには、1体ずつ、観音様が安置されていました。
こちらは龍に乗って空と海を支配する『龍頭観音』(りゅうずかんのん)。
人間の悪い心が炎のように燃え上がったとき、滝の力で煩悩を消す 『滝見観音』。
海の安全や大漁を祈願、そして、女性の煩悩を取り去って下さる女性の観音様、『魚らん(ぎょらん)観音』。
蛤蜊(こうり)観音。足元にあるのは、ハマグリです。
こうした観音様が三十三体、安置されています。
洞窟の出口です。このドアから外に出られますが、一旦出ちゃうと外からはドアは開けられないようになっています。
ドアを開けてみるとこんな風景が。
道はついているので、ちゃんと元には戻れそうですね。
でも私は、もう一度見たかったし、洞窟を通って戻りました。
岩戸観音堂は、小樽、定山渓間の道路工事で亡くなられた方や、交通安全を祈願して、昭和42年に建てられたそうです。
定山渓温泉にでかけられた折りには、一度、観音様にお目にかかってみてはいかがでしょ。
面白かったらポチっとね。
温泉街にある観音堂なのですね
洞窟も観音様も素晴らしいですね 素晴らしいとは観音様に失礼でしょうかね
ご尊名を初に聞くのも多々ありました
それぞれいわれがあるのでしょうね
尾道は寺の町ともいわれるほど沢山のお寺があります
合併して尾道に入りました生口島瀬戸田町に、西の日光東照宮「耕三寺」があります
息子が母のために建立したお寺です
境内に洞窟も掘られております
貴寺ほど明るくもなく長さも短いですね
尊くて貴重な そして神秘的なものを見させてもらいました ありがとうございました
観音様って?色んな種類があるのですね 今さらながら初めて知った!
あの最初に戻ってきたということですね?多分お賽銭箱に私だったらラストに260円いれとくかも!
ボランティアさん?町内会で順番に?こちらを お掃除しているのでしょうか 綺麗に整えられていて観音様も気持ちよさそうな気がしました 床もピカピカ 影の力 優しさが見えてきました
私一昨年ここに行ったときは入れなかったのです。興味があったので、今回みれてよかったです。ありがとうございます。
t22tさんへ
歴史のある尾道は、こちらとは比べ物にならないくらい由緒のある寺院がありますね。
息子が母のために建立したお寺とは知りませんでした。
愛情の深いおてらなのですね。
まだ実際に見た事はなく、ぜひ一度見たいと思っています。
すみれさんへ
さすがすみれさん、目のつけどころが違いますね。
多分、ボランティアの維持s難だと思いますが、奇麗に整理整頓されていました。
温泉街を活性化させるのは、ホテルばかりではなく、そういった方々の日頃の作業がある事を忘れてはいけませんね。
ame-ame-ma さんへ
コメントありがとうございます。
せっかく行かれたのに洞窟内部が見られなくて残念でしたね。
ブログに乗せた観音様の写真はたった4点ほどですが、そのようなコメントを頂いて嬉しいです。
洞窟の中には色んなお顔の観音様がいらっしゃいましたよ。
次回、おでかけの時には、見られるとよいですね。