北海道・札幌発・だべさ通信5

お爺ちゃん、高速道路で そりゃまずい

夕張まで、行きは高速道路を使う事になりました。
途中、キウスというあたりにさしかかったとき、旦那さんが
「前の車、なんだかヘンだから抜かしちゃおう」と言いました。
その車はバンタイプの軽自動車。
スピードは出てないし、どこがヘンなのか、景色を見ていた私にはよくわかりませんでした。

 

 

ブオ〜〜〜ン・・
追い越し車線に入ってその車と並んだとき、何気なく運転手さんを見たらね、目に入ったのは、お爺さんが両手をハンドルから離してタバコに火をつけてる姿!
肩をすぼめて、片手のチョキでタバコを挟み、もう片方の手で火が消えないように?覆いながら火をつけているようです。
しかも、視線は指の先・・・

 

 

追い越ししながら目はクギづけ、首は限界まで後ろへ回転!
そのあと、サイドミラーで車を見たら、車がス〜っとセンターに寄ったかと思うと、またス〜っと元に戻るのが見えました。
爺ちゃん、いくらなんでもそれは危ない、ここは高速道路だよ。
隣りには、奥様とおぼしき方も乗っていました。
爺ちゃんはいつもの事だと思ったかもしれないけどね、両手離して下向くっちゅうのは、いくらなんでもそりゃまずい。

 
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高齢になればなるほど、車は必須アイテム。
病院へ行く回数だって増えるし、買い物だって困るよね。
でもさあ、どうすりゃあいいんだ〜!
人ごとじゃなく、明日は我が身。
お父さん、慎重に運転して下さいませ。

※ キウスについて
アイヌ語で「キ・ウシ」(カヤが たくさんある所)という意味だそうです。
『カヤ』は、細長い葉と茎を持った、生活の様々な部分で使われる植物の事で、たとえば、ススキもその1つ。
よくカヤぶき屋根って言ったりするもね。
『カヤ』って、1つの植物の名前じゃなくって、総称だったのか。
キウスには縄文時代のお墓の遺跡『キウス周堤墓群』があるそうです。

 


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