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”リンゴをかじると、歯ぐきから血が出ませんか?”なんてCMが昔ありました。
今では、血が出るどころか、かぶりつく事もできなくなっちゃったもね。
スーパーにはいろんなリンゴが売られているけれど、昔懐かしい『旭(あさひ)』というリンゴは、もう何年も見ていない気がします。
歯ぐきから血なんか出ずに食べられた若い頃、小ぶりで甘酸っぱい旭りんごを、木箱から取り出してはバリバリ食べていました。
旦那さんが「リンゴの木箱には籾殻(もみ殻)入ってたべや」と言いました。
そうそう!遠い記憶が蘇りました。
そういえば、バスガイドさんから、こんな話しを聞いた事があります。
『お客様、リンゴは昔 ”49号” とか、” 号 ”と付けて呼んでいませんでしたか?』
おお!そう言えば確かに数字の後に ” 号 ”を付けて呼んでいたような気がする。
『あれはですね、お客様。木に付けられた番号なんです。49番の木からできたリンゴを”49号” と呼んでいたのでございます。』
そ、そうだったのかい!? ( ”49号”は国光という名前が付きました)
そんな話しをしていたら、その日事務所に来たお客さんから、Mac(パソコン)のシンボルマークであるリンゴの話しを聞きました。
「あのロゴマークのリンゴはね、『マッキントッシュ』っていう種類のリンゴなんですよ」
へ〜〜!!『マッキントッシュ』って、リンゴの名前だったの。
今まで、ぜ〜んぜん知らないで使ってたもね。
リンゴの話題が続いた事もあって、あの懐かしい旭リンゴは、今はどうなっているのかが気になりました。
ちょっと検索してみましょ。ポチっとさ。
なになに、
○『北海道開拓史によってアメリカから導入された『旭』は日本に入ってからの品種改良などは行われていない、非常に「古い」品種である』
北海道開拓史の時代のリンゴだったの・・・・
○ 『今では、栽培されている所は少なく、幻のリンゴと言えるだろう』
まぼろしか・・・
○ 『Apple社のMacintosh(マッキントッシュ)は、まさにこの「旭」というリンゴの英語名である』
な、なぬ!!旭リンゴがMacだったのか!
っちゅう事は、このマークのリンゴは旭リンゴ。
おお、なんと愛おしい。
Macのマークが急に旭リンゴに見えてきました。
もしかしたら、あの懐かしいリンゴの本物に、いつか会えるかもしれないな・・・・
そんな気持ちにさせてくれたMacのマーク、いや、旭リンゴマークでした。
写真のリンゴは『ふじ』です。
切ると、果汁がじんわり にじんできました。
甘味と香りがしっかりしていて、歯触りもシャキシャキ。
日持ちがするのが特徴だそうだから、大きな袋で買っても安心ですね。