北海道・札幌発・だべさ通信5

エゾリスが真冬の北海道を越す

おお〜!


視界の右から左にビョンビョンと走って行ったのは このあいだの足跡の主!!
エゾリスです。
私に見られていたのに気づいたのか、慌てて木の影に隠れて様子を伺ってる。
大丈夫ですよ、とうていこの雪ではそっちに行けませんから。


この林は周りを住宅街に囲まれていて、朝夕の車も結構多い場所です。
だから、エゾリスに出会うたびに、住んでくれている彼らにほっとします。



普段は1匹で行動しているのを見ることが多いのですが、春になると、どこからかやってきたパートナーと、カップルでめっちゃ楽しいそうに木の周りとクルクルと飛び回っています。
でも、この林はあまり大きくないから、たくさんのリスたちを養うだけの食料はないと思うのよね。
子育ての時期を迎えると、どちらかが山に帰っていくのかもしれません。
エゾリスは、子供を育てるのはメスの仕事だそうです。



いつだったか3匹が一緒の姿を見たこともありました。
親子かもしれない・・・とその時は思いました。
もしそうだとしても、この林に残るのは母親だけなのか、それとも、子供達の誰かなのか、私にはさっぱりわかりません。
確かに言えることは、林のリスは、時々世代交代をしているのではないかということです。

今晩の札幌は、数年に一度の寒波がやってくるそうで、昼間の気温はマイナス11度だそうです。
他人事ながら、野生の生き物たちは、自分の毛皮だけでこの寒さを乗り越えようとしているのだから、本当にたまげたもんです。


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