北海道・札幌発・だべさ通信5

割れちゃう!真冬のガラス戸にお湯は禁物

寒いっしょシバれるっしょ!
今日の札幌の最低気温はなんとマイナス10.4度だそうです。
真冬まっただ中だもね。

 

朝、風除室のドアを開けようとしたら、ドアの底面が凍りついてしまって開きません。
我が家では真冬になるとこんな事が時々起こる。
そこで、スコップの先を使って雪を削ってみました。
コンコン・・・コツコツ・・・・カンカンカン
これでいいかな。

 

ガチャガチャガチャ・・・
開かない・・・・
ガチャガチャ、ガチャガチャ、ガチャガチャ!!
底がガッチリくっついちゃってるドアは、私の強引な引っ張りにも、ねじれるように抵抗する。
もう、こうなったら最後の手段、お湯かけちゃうもね。

 

 

さっそく熱いお湯を用意。
タラタラタラ〜っとドアの底に流し入れました。
パキパキパキ・・・・・おお〜 固まっていた氷が、ドアの底で ” 参りました・・・ ” と言って音をたてています。

 

 

ほーれ、どうだどうだ、これで溶けちゃうもね〜。
そのとき、調子にのって左右に振ってたポットのお湯がガラスに飛びました。
ヤバイ!!
あわてて飛びあがり、ドアから離れてお湯のかかったガラスを息をのんで目をこらす。

 

 

・・・・だ、大丈夫みたいだ。いかった〜〜
もし割れたら・・・高くつくもね〜〜。
今日のようなすんごく冷えたときに、ガラスに熱いお湯をかけようもんなら、ガラスはその温度差に絶えきれずパキ!!と割れてしまうのです。
以前、物置のガラス戸で証明済みです。

 

 

急激な温度差でガラスが割れるのは、なにも冷たいガラスにお湯をかけた時だけに限らず、逆に熱いガラスのコップを冷たい水に入れた時などにも起こるそうです。
じゃあなぜ、ガラスはなで急激な温度差に弱いのでしょうか??
経験では知っていても、その仕組みわからない、それはいったいどしてなの?

 

 

■ ガラスはもともと熱の伝導率が低い

ガラスは熱の伝わりにくい物質。
水や空気なら、暖めれば じわわ〜〜〜んと熱が伝わるけれど、本来、ガラスは頑固な物質で、そのじわわ〜〜んが苦手。
ガラスは『熱の伝わりやすさ』=『熱の伝導率』が低い物質である。

 

■ ガラスは急激な急な温度差に耐えられない

ふつう、物質の体積は冷たいと小さく熱いと大きくなる。
空気や水も、暖められると膨れるもね。
真冬のガラスはすんごく冷えているから縮こまっている状態。
そこにいきなりお湯をかけられると体積が大きくなろうとする。

 

 

でも、伝導率が低いから、『すっごく縮こまっていたのに』に『急に大きくなろうとする力』が追いついていかない。
とうとう絶えきれずパリ!!と割れてしまうというわけである。

 

なるほど〜!
少し、わかりました。

 

特殊なガラスを除き、ガラスは急激な温度差には絶えられない。
まさしく、恋する人の心と同じね、『ガラスのような心』とはよく言ったものだわ。
とりあえず、ウチのガラスは絶えていかったいかった。

 

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