北海道・札幌発・だべさ通信5

時には好かれる事もある

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公園の雪も、すっかり深くなりました。
林の中は、長靴を履いても埋まっちゃうだろうと思っていたら、誰かの大きな足後が続いています。
その跡をたどるように歩けば、長靴でも大丈夫だね。

 

風が止んだ林の中は、時が止まったかのように、何も動かない。
時々、どこかの木にくっついた雪がパサっと落ちてる音が、時間の流れを教えてくれています。

 

 

 

しばらくあたりえお見ていると、どこからかコツコツコツと音が聞こえてくる。
あ、いたいた、あっちの方に、スズメよりちょっと大きいくらいのコゲラがいます。
木の皮の下の小さな虫を探しているのでしょうか。
食べ物が乏しくなった冬は、撮り達にとっては試練の季節ですね。
コゲラは体が小さいけれど、そのわりには木を叩く音は力強い。

コツコツコツ
カッカッカ・・・・

 

 

ワンワンワン・・・静かな空気が一転、向こうから犬のお散歩の人がやってきました。
大きな犬は、私を見つけるなり、ワンワンワンワン。
リードに引っ張られて立ち上がり、両足でポンポン蹴りながら吠えています。

 

シッポを振り振り、ハアハアと舌からよだれの糸も引いちゃってる。
初対面の私なのに、すごく嬉しいみたい。
そんなに喜んで頂けるんならと、すれ違うときに
”よしよし・・・”と頭をなでてあげると、もう私に抱きついてこようとしちゃってる。
飼い主さんが
「どうも・・」と言ってちょっとむりやりリードを引っ張り、林を登って行きました。

 

犬はリードに引きずられながらも、こっちを振り返りました。
そんなに別れが惜しいの?
あずき色の長靴、雪かき用スタジアムジャンパー、毛糸の帽子と軍手をはめてるおばちゃんも、魅力的だもんね。

 

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