数日前、林の遊歩道を歩いていたら、枯れ葉の上の卵が1つ転がっていました。
もしや、間違って落としちゃった?
そーっと拾ってみると・・・・・軽い!
明らかに、中身が入っているようには感じられません。
振ってみると、カラカラ・・・卵の中で、小さくなった中身が転がっていました。
これはもう生まれないね。
親鳥が、その事をわかって巣から落としたのか、それとも、誰かに落とされてカラカラになってしまったのかはわかりません。
大きさはちょうどウズラの卵くらいで、全体的に空色で、まだらの模様が入っていました。
それにしても、いったいだれの落とし物?
スズメやヤマガラの卵にしては大きすぎです。それよもちょっと体の大きい鳥ですね。
図鑑で調べたところ、どーもアカハラという野鳥の卵に似ていることがわかりました。
それから2日後・・・ああ、いた!アカハラ。
北海道では春になるとやってきて繁殖するそうです。あの子はきっとオスだと思う。
なんか、気になるものでもあるのかな?
視線の向こうには、おやまあカワイイ彼女がいるじゃあありませんか。
もしかして、奥さん? 全体的に色が薄いので、このアカハラはメスではないでしょうか。
この林にもアカハラがやってきたところを見ると、あの空色の卵はやっぱりアカハラの卵のようです。
鳥達は今、あっちでもこっちでも卵を暖めている最中。
もうすぐ林にベビーラッシュがやってきますぞ。
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