北海道・札幌発・だべさ通信5

2017元旦は1秒長い『うるう秒』の日になる

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今年もとうとう終わりですね。
2017年の元旦の朝は、いつもの年よりも1秒長くなるそうですよ。

 

 

北海道新聞の記事によると、あす1月1日は『うるう秒』のある年で、世界で一斉に1秒だけ時間を増やして調節をする日だそうです。
1950年代以降の天文学の進歩によって『原子のもつ固有の周波数』の小さな時間のズレを計ることができるようになったためです。

 

 

それによると、1日は24時間だけれど、本当は、すこーしのズレがある。
その時間のズレ『うるう秒』を数年に1度、元旦か7月1日のどちらかで調節を行わなければならないというのです。
そのため明日は午前8時59分59秒の次にはなんと『午前8時59分60秒』が存在するんですって。
1分間が60秒であることはわかっているけど、実際の時計では『60秒』という表示はないもね。
その時が来ても、殆どの人は気付かぬうちに、時間は流れていくのでしょう。

 

 

昔は皆既日食など、普段と違う不思議な現象を見るたびに、人々は神のシワザと恐れていましたね。
でも天文学や化学が進んだおかげで、神様のマジックは次々に人間に解かれてしまうようになりました。
神様は ”ありゃりゃ~、ここまで種明かしされちゃうとは、人間もなかなかやるっしょ。したら今度のマジックは、人間には見破れないようにしないとダメだべよ ” なーんて思っているかも。

 

 

人々が新しい年を迎えるとき、神様は、新しい年にはどんなマジックを仕掛けようかと頭をひねっているのでしょうか。
でもどうか、大地の神様、空の神様、ムキにはならないで下さいまし。
人間は、とうてい、神様に及ばないのですから。

 

皆様、どうぞ よいお年をお迎え下さい。

 

 

新雪の道

 

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