道後温泉に入った後は、やっぱし地ビールだべさってことになりました。
私はお酒が得意じゃないんだけど、どんな味か興味はある。
ほれ、目の前に『道後麦酒館』てお店があるよ。
こういう場所だから混んでいるんじゃないの?でもちょっとシャレたお店の雰囲気だね、入ってみましょう。
道後ビールのおすすめは4種類
お店はカウンターとテーブル席がありました。
4種類の道後ビールがあるのね。
なになに、香ばしい香りの漱石ビール、カラメル麦芽をたっぷり使用したマドンナビール、淡色麦芽を使った切れ味の良い坊っちゃんビール、フルーティーなバナナのような香りの のぼさんビール・・・
おしぼりで手を拭き拭きしながら、どんなふうに味が違うのかしらと思っていると、
「マドンナはまろやかな味わいですね。坊ちゃんも口当たりがいいですよ」と、お店の男性がさりげなく教えてくれました。
マドンナ・・・・
私は、あの有名な女性歌手を想像したのですが、後で ”まどんな” というミカンがお店に並んでいるのを見て、その名前のことなんだとわかりました。
いま思えば食べなかったのが心のこり。
「じゃあ俺はマドンナで。でも、他の味もどんなか気になる」と旦那さん。
「じゃあ私は坊ちゃんビールで。でも他のも気になるね」と義姉。
そんなわけで、旦那さんと義姉が2種類ずつのビールを注文して、お互いのグラスを味見し合うというセコい方法で、4種類のビールの味を確かめあい、私はそのビールをこれまた一口づつ頂戴するという更にセコい方法で、4種類のビールを味わいました。
私はビールのツーではないですが、ほんのり甘みのあるマドンナが飲みやすかったかな。
さっき説明をして下さったお兄さんが、
「皆さんの写真、お撮りしましょうか?」と声をかけてくれました。
そ、そうですか、お願いします。
お兄さん、そのさりげなさがいちいちカッコいい。
こちらは名物のじゃこカツ。
アツアツのサクサクでした。
お店を出てからは道後商店街をブラブラと。
突然アーケードの中を飛ぶものが!!
看板の上に止まったのはツバメ。
ツバメたちはしっかり商店街の住人なんですね。
坊っちゃん団子は 3種の あんこ
さて、目に入ったのは『坊っちゃん団子 バラ売りします』の張り紙。
1本で買えるなんて嬉しい。
早速、1本づつ購入して食べ歩き。
お店のおばあちゃんは、たくさん仕事をしてきただろう年期の入った手で、団子を1本づつお皿に入れて出してくれました。
「はいどうぞ」
この「白鷺堂(しらさぎどう)」というお店の坊っちゃん団子はデコボコしていて、丸なんだけど不揃いです。
手作り感が伝わってくるね。1本税込100円。
お団子は3種類のあんこを丸めたもので、抹茶あん、お芋あん、あずきあんです。
旅の恥はかき捨て。
歩きながら食べるのも、また美味しいんでないかい。
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