昨日、私は60代の仲間入りをしました。
べつにね、この歳になれば自分の歳の1つや2つ、思い出そうったって思い出せないときが時々あるくらいだから、そうたいしたことじゃない。
でも60歳となると、世に言う還暦というやつで、自分ではあまり深入りしたくはないのに、おのずとまわりから『60?』『還暦じゃん』『は〜60かい』・・・・と、みんなちょっとのけぞりながら言ってくれちゃう。
それからニヤニヤしながら『そうか60か・・・』『60ねえ』と、念を押すように2度も言って、これからの未来を、どう明るく見えるように自分に暗示をかけようか・・・みたいな、そんな話しの方向にいくのです。
昨日、泊まりで遊びにきていた長女が、『今日はハーフバースデイなんだよ」って言いました。
ハーフバースデイ?なんじゃそれ。
それは、赤ちゃんが生まれてちょうど半年すぎたことを言うんですと。
離乳食も始まったころでもあり、ママたちは赤ちゃんの回りをいろんな小物で彩ったり、離乳食を可愛いく見せてお祝いしたりするそうです。
「ほらこれ。人参とほうれん草の離乳食で作ったんだよ」
あら〜〜めんこい〜
ネットの世界では、こうやってたくさんのママ達が楽しんでいるらしい。
お金をかけなくても、身近にあるもので作れるのがまた楽しいんだって。
育児はすべてが赤ん坊の為に流れる時間。
しんどさと、それに勝る幸せを、両手いっぱいにかかえているようなものです。
腕は辛くて腱鞘炎(けんしょうえん)になっちゃったりもするもんね。
ところが夜も遅くになってから、王子は急にぐずり出し、大きな咳と嘔吐を始めました。
ちょっと鼻水が出ていたから、風邪のせいかもしれません。
病院行った方がいいねということになり、私も一緒に救急病院へ。
長女のリュックには、保険証やらお薬手帳、お水の入ったボトル、おむつ、おしりふき・・・・ずっしり入っているね。
病院には、やはり小さな赤ん坊を抱えた人もけっこう来ています。
子どもは夜になると具合が悪くなることが多いですよね。
しかも、なしてか土日が多いように思う。
自宅に戻ってきたのは、夜の11時頃だったでしょうか。
王子はおかげさまで大事にはならず落ち着いて寝てくれました。
子育ての緊急事態はいくつも通らなきゃならない壁。
1/2でも、1/3でも、楽しい時間を作りましょ。
赤ん坊でいてくれる時間はあっというまだもね、その早さは新幹線より早いかもしれない。
偶然にも、私と小さな王子のバースデイが一緒だなんて、ばーばはちょっと嬉しいよ。
今朝早く、長女が
「お母さん!!」て、私を呼びました。
昨日の今日だも、びっくりしちゃった、「どうしたの??」
「生まれた!!バナナちゃんの赤ちゃん、今、トイレにいったらさ、カゴの中から声聞こえたも」
なぬ!!
私たちは、そっとカゴに近寄ってみました。
ピピピピピ・・・・
バナナちゃんとは我が家で飼っているメスのセキセイインコで、何度か卵を産んだけれど、ヒナが孵化することはありませんでした。
初めての孵化に、バナナはちゃんと子育できるかな。
でも、小さな産声が、私たちを幸せな気持ちにさせてくれたことは確かです。
長女と顔を見合わせました。みんなバースデイだね。
私の60のバースデイは、数が多いから たいしたありがたくもなく・・・
なんて思ったけれど、本当は100でも120でも、その日はたった一日しかないのだし、考えてみると、王子よりも限りのある短い時間であることは濃厚。
もったいなかった。
毎日が変わりのない時間で過ぎたとしても、何かしらの幸せ感を感じるためのセンサーを自分のどこかに取り付けなくっちゃ。
今日も幸せ、孫のハーフバースデイ、バナナちゃんの赤ちゃん誕生。
そして、私の誕生日。
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ハーフバースディー、娘から言われて、始めて聞く言葉でした。でも、何でも節目を祝う気持ちは大事ですね。
うちの孫は、先日1歳になりました。最近はつかまり立ちも上手になり、いたずら盛りです。
抱っこすると、顔を近づけてきます。
孫はどうして、こんなに可愛いのでしょう。
くにまるさんへ
お孫さん、1歳になられて、可愛いさの絶頂期ですね!!
いたずら盛り、わかりますよ。
本当に、孫はどうして、こんなに可愛いのでしょうね!議論しちゃいたいですね!