ああ・・・とうとう降ったもなあ雪。
ここまできたら、絶対に記録を更新すると思ったのに、128年前の遅い初雪と同じ日に降ってしまいました。
しかもさ、チラチラ降って、あ、雪・・・・・なんて上品な雪じゃない。
これだも・・・
地元のテレビでは、さっそく街頭インタビューです。街ゆくおじさんにマイクを向けました。
”とうとう初雪が降りましたね、いかがですか？”
おじさんは「いや〜〜 まだ降らなくてもいいのになあ。雪が降ると歩きづらくてさ」と けげんそう。
次は小太りの中年のおばさん。
”初雪になりましたね！” 元気なインタビューアーの女性とはうらはらに、
おばさんは「とうとう降っちゃったねー、雪、いらないわ〜〜」 と、もはや雪投げをした後みたいな肩の落としよう。
雪が降って嬉しいと思う人たちにもインタビューしないのか・・・・
なんて考えるのはヤボでございます。
子供と雪関係の仕事をされている方意外、ほとんどの札幌市民は、このおじさん、おばさんと同じような気持ちなんでございます。
雪が降るたびの雪かき。運動をはるかに超える体への負担。滑って転んだら大変と緊張しながら歩く日々。
どう頑張っても相手は容赦ないけど、こっちは毎年体力が落ちてくるんだい。
でも、わかっちゃいるんですよ。雪国での暮らしているんだもの。
ただ願わくば、せめて少ない雪で冬を越させてよね。
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