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日本最古の小学校、『岡山県高梁市立吹屋小』廃校のニュースを見て、なんとも味わいのある校舎にじんわりこみ上げるものがありました。
そして今日の北海道新聞には、北海道最古の現役木造校舎で、北海道遺産にも指定されている増毛町の増毛小学校廃校
の記事が掲載されていました。
とうとうきたか・・・
校舎は建てられて76年の月日が経っているそうで、誰もが予感していた事だと思います。
私たちのような世代の者にとって、木造校舎は、子供時代そのものでした。
母校の手稲西小学校も木造校舎だった頃には、広い階段や白いセンターラインの塗られた廊下がありました。
壁には、『廊下を走るのは止めよう』なんて張り紙が貼られていたもね。
冬になると大きな石炭ストーブが置かれるんだけど、その石炭を用務員のおじさんの所から持ってくるのは、日直の仕事でした。
エジプトのピラミッドや法隆寺ならいざしらず、物も、人も、いつかはなくなってしまう。
また、そうじゃなきゃ、新しいものは生まれてこないじゃないですか。
・・・と、自分に納得させています。
写真は2008年に写した増毛小学校です。
そこに写っているおにいちゃんはきっと、今頃中学生になっているね。
この校舎、この後どうなっちゃうのかが気になります。