北海道・札幌発・だべさ通信5

しょーもない言い訳にガス屋さんはお見通し

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午後からガスの点検があるというので、私はガス屋さんがくる前に、事務所から自宅に上がって家の中をこぎれいにしておく事にしました。
掃除機をかけ、なにげなーくテレビをつけてみる。
あ、死んでる、他殺だね。
犯人はね、この男の人・・・・・と思わせといて、実はこっちの女の人か?
いつのまにか掃除機は手元から離れ、腰は座椅子に吸い付けられました。

 

 

ピンポーン!
はっ!
「ガスの点検に参りました」
”あ、はいどうぞ”
あらやだ、テレビ、ちがう番組やってるも。
ってことは寝てたんだ。
やばい!まだ、台所片付けていない!

 

 

「失礼いたします」ガス屋さんは、なにやら道具の入ったバッグを床に広げてから、
「ガスの元栓と、ガス警報機はどこでしょうか」と聞いてきました。
ああ、ガスコンロの上にはラーメンを作ったお鍋がそのまんま。
ガス警報機の前には、醤油やら缶詰などがゴチャゴチャと入っている段ボール。
さらに、お昼ご飯の食器は桶にうるかしたまま(水につけといたまま)。

 

 

まいったな、こういう時に限って台所の後始末がされていないんだなこれが。
たまーに、後始末が遅れることがあります。
時々かな・・・・
たびたび・・・
本当は・・・・しょっちゅうでございます。

 

 

しかも私はコンロの上のお鍋を片付けながら ”すいません、今日はなにかと忙しくて・・・”
なんて、ガス屋さんのおじさんに、しょうーもない言い訳をしたのだった。
寝てたのに・・・・
私って、安っぽい人間だったのだ。
そんな事を聞き流したガスのおじさんは、きっちりと仕事を終えて、
「書類にハンコをお願いします」と言って、さっさと次の現場へと向かって行きました。

 


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