北海道・札幌発・だべさ通信5

オオウバユリの花はお婆さん

PR

 

今年も林のあちこちに、オオウバユリが咲き始めました。
下草の中からノッポの茎をキリンのように高く伸ばして、みんなよりも余計に木漏れ日をもらっています。
この花はちょうど、私の目線くらいの高さでした。

 

 

”オオウバユリ” は、漢字で書くと ”大姥百合” 。
最初はね、こんな奇麗な百合が、なしてお婆さんなのかと思いました。
したっけさ『花の咲く頃になると葉が枯れてしまう→→→『葉がなくなる』→→→『歯がなくなる』→→→『お婆さんみたい』
という意味だそうです。
ダジャレかよ・・・・それから、この ちょびっと可哀想なオオウバユリが、とても好きになりました。

 

 

あと、ホッキ貝あるっしょ。ほら北海道で沢山とれる美味しい貝。
あの貝の正式名称がなんと ”姥貝” !。
もしや 『歯の丈夫な人が自慢しようとガブリとかじったら歯が折れちゃってお婆さんみたいになっちゃった!?』とかなんとか、そういうたぐいなんじゃないの?・・・・・
いえいえ、ほっき貝は30年以上も生きる長生きの貝、お婆さんになるみたい・・・・・という事だそうです。
でもね、考えてみると、”大爺ゆり” や ”爺貝” にならなかったって事は、お婆さんの方が親しみやすいのかもしれないね。

 

 

秋には、こんなにいっぱい種を作ります。
でも、花が咲くのは10数年後の、ほんの数日間だそうで、その後、オオウバユリは生涯を終えるそうです。
花を咲かせた時は、本当にお婆さんになっているんだね。
という事は、婆さんになてからも一花咲かせる事ができるってことなのか。なんて素敵!
女性の皆さん、花も盛りは若いうちだけではございませんよ。
諦めるのはまだ早い、これから一花咲かせましょう。

 

 

 

 

ヤマブドウも、実をつけ始めましたよ。

 

 

 

 

 

人気ブログランキングに挑戦中です!ポチっと押すとランクアップ!