北海道・札幌発・だべさ通信5

オオカメノキの冬芽はおサルの兄弟たち

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先日、木の枝の先っちょで見つけた、おサルの顔のような葉痕。
葉を落とした跡にできる栄養分の通り道だった部分だそうで、木によっていろんな模様があるそうです。

 

 

もっと色んな顔が見たい!
でも、木なんてあんまり興味なかったし、わかんない。
そうだ、木の図鑑を買えばいいべさ!
というわけで『タネで、葉で、冬芽でわかる!北海道の樹596種!北海道樹木図鑑』という本を買いました。
これさえあれば、私も今日から樹木博士・・・・という、気持ちにだけはなるから不思議だもね。

 

 

さて、さっそく林の雪の中をガッポガッポと歩いてみました。
したっけさ、木の枝の先って小さいっしょ、おまけに大きな木だと枝の先まで遠いっしょ。
そこにもってしっかり老眼だべさ。
見えない!!
さらに寒い!鼻水も出る!
ああ、目が良かった頃には興味もなくて、見たいときには目が悪くなっているなんて。

 

 

背の高い場所の冬芽は断念です。
それでも、低い場所で見つけた可愛い冬芽を幾つか発見!
その中で、木の名前がわかった冬芽をふたつ、ご紹介させて頂きますネ。

 

 

これはツルアジサイっていうツタ植物の葉痕です。
冬芽はピンクの長い冠、品があって おっしゃれ!
左のレディはニンマリしてる?右のレディはちょっとおすまししてるように見えました。

 

 

次は、オオカメノキという木の葉痕。
おサルの3兄弟かあと思ったら4人?5人兄弟もいました。
この木も、夏には あじさいに似た白い花を咲かせてくれます。
まさか、冬の間はおサルの兄弟が現れていたなんて、ちーっとも知らなかった。
長くすらりとした冬芽が芸術的です。

 

 

 

 

あら、道路を歩いている人が、こっち見てる・・・・
林の中を、一人でズボズボ歩くおばさんの姿は、ちょっと普通じゃないかもしれないけど、・・・・な、なーんもさ。

 

 

私が買った『北海道樹木図鑑』

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