今から春の話をするのもおかしいけれど、先日の暖かい日、ちょっと公園まで散歩に出てみました。
そしたらコブシの木の枝に、フッカフカのつぼみ(花芽)付いていたんです。
今からこんなに大きくなってんの!?
コブシの白い花は、春になったらいちばん先に山に彩を添えてくれます。
桜よりも早く、この地域では4月の後半くらいには、白い大きな花を見せてくれることが多いです。
自分の中ではどうしても桜のイメージがあるもので、コブシの花も同じように、つぼみは春になったら少しづつ膨らんで花を咲かせるもんだと思っていました。
したらもう、すんごく大きいんです。
白いフカフカのコートを身にまとっている大きな冬芽が花を咲かせる花芽で、3〜4センチもあったでしょうか。
それに比べて左の方に見える黒くて小さいのが葉っぱになる冬芽で、1センチくらいかな。
誰よりもいちばん先に、しかも、葉っぱさえ茂る前に花を咲かせるんだから、春になってからの準備では遅すぎる。
大きな花を少しでも先に咲かせるためには、今のうちに、しかも大きな花芽で冬を越す必要があるのですね。
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よく、準備8割本番2割なんて言いますが・・・・?? 準備7割だっけ・・6割か・・・(調べる・・)
準備8割本番2割と言いますが、準備をしっかりとしておくからこそ、本番ではちゃんとした仕事ができると言うお手本のようなコブシです。
出かける直前になってメガネない!とドタバタしたり、確認が不十分のまま仕事を終わらせてしまったり、コブシの冬芽にしっかりと教えてもらったような気がしましたよ。
それにしても、真冬の寒さから花芽に中を凍らせないためなのか、それとも外からの衝撃から花を守るためなのか、こんなに長くてフカフカのビロードのような毛に守られているなんて。
聞くところによると、このビロードのコートは重ね着をしているそうです! 完璧!!
今度調べてみなくっちゃ!
だからこそ、春一番に花を咲かせることができるんですね。
コブシの花は準備9割本番1割なのかもね。
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椿の花芽のようにがっちがちに着こむタイプと
こぶしやネコヤナギのようにふっかふかの綿毛コートを着込むタイプと
ツツジのように表面をねっぱつく粘液で覆うタイプに分かれるらしいですよ。
こぶしやネコヤナギの花芽ってしばらく触っていたくなりますよね。
もみじさんへ
冬芽にも、がっちり着込むタイプやねっぱつくタイプ、いろいろな方法で冬を越すんですね、勉強になりました。
人間に似てるなと思いました。私はフカフカな高級品ではなく、何枚も着込むタイプです・・・笑
フカフカ冬芽、私も なでなで してしまいました。