北海道・札幌発・だべさ通信5

カラスはアリを体にくっつける蟻浴が好き?

公園の滑り台の下でカラスが羽根を広げてもがいてる。
あら、どしたの?ケガしたの?

 

 

カラスは足をたたんで体を地面にくっつけて、大きく広げた羽をまるでホウキのようにして地面をなでなで。
時々、肩を左右にゆすりながら、じっとして・・・・またなでなで。

 

”傍に寄っても離れないので、やっぱりケガしちゃったのかもしれない”
と思って、さらに接近すると、カラスはチェッ・・・っと舌打ちをして(したように見えたんだけどね)離れていきました。
邪魔だったの?

 

カラスが行ったあとを覗いてみたら、そこはアリの巣!
カラスが巣の上に乗っかってズリズリやったもので、アリたちはもうパニック状態、わーや(すんごいこと)になっています。
ありゃあ〜〜思わず後ずさり。

 

 

 

鳥が自分の体にアリを付ける蟻浴(ぎよく)

 

調べてみると、これは鳥が自分の体にアリを付ける蟻浴(ぎよく)という行動だそうです。
水浴び、砂浴び・・・と同じね。

蟻は殺虫剤、殺ダニ剤、殺菌剤になりうるギ酸という科学物質を分泌するので、蟻浴は羽根に付く寄生虫を減らす目的かもしれない・・・・と思われているそうですが、まだ、真意はわからないそうです。

 

 

もしかしたら、蟻にチクチクされる刺激がたまらないのかな?・・・・・
いづれにしても私はカラスの邪魔をしちゃったのか。。
今度会ったら聞いてみたいもんですね。


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