北海道・札幌発・だべさ通信5

中性脂肪は隠したくても数字は正直

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”ぽぷらさん、診察室にお入りください”
ハイ

『どうですかぽぷらさん、その後の様子は』
先生は、血圧手帳に記入した折れ線グラフを指でなぞりながら
『ん〜、時々高い時はあるけど、落ちついたみたいだね』と言いました。
「はい、今日は正常値でした」と私。

 

 

『そりゃいかった。ところで、先日の血液検査の結果なんだけどね』
看護士さんがサっと先生に検査結果の用紙を渡しました。
『貧血は問題なし』
はい
『腎臓も大丈夫だね』
そうですか
『善玉菌もいいよ』
ほ、ほほ

 

 

『ただね、よくない所があるな』
きた・・・前回の健康診断で指摘された、あれだね。
『この紙ね、なんでもない項目は白いままなんだけど、問題ある部分には色が付いてましてね。ほら、ここ』
先生が人差し指で示したその場所には、老眼でもわかる太いピンクのアンダーライン。
『ぽぷらさんは中性脂肪が多いなあ。ほれ、平均値から飛び出しているっしょ』
は、はい・・・・

 

 

『野菜をもっと食べた方がいいなあ』
はい
『ご飯、食べ過ぎかな』
はい
『いつも甘いもの食べてるのかな』
しゅん・・・・
『運動してる???』
めんぼくねえ・・・・・

 

 

隠したくても、体は正直、ちゃんと数字にでちゃうんですね。
この体型でもわかっちゃうけど。
トホホ・・・


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