北海道・札幌発・だべさ通信5

北海道の砂糖の素

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皆さんのお宅にある砂糖の原料はサトウキビ?それとも てんさい(ビート)?
北海道で売られている砂糖のほとんどは、北海道産『甜菜』(てんさい)から作られた砂糖です。
甜菜は、砂糖大根とも言われていて、カブにも似た短い長さの大根です。
それをギュ〜っと絞るわけですね。
砂糖を作らない葉の部分も、家畜の餌などとして、使い切るそうです。

 

 

日本の砂糖の時給率は35%で、内訳は、サトウキビが2割、甜菜が8割。
『甜菜は、日本では北海道だけで作られていて、国内産の砂糖の8割を生産している』と知ったのは3年ほど前の事でした。
しかもね、それまでは、グラニュー糖と上白糖と三温糖の原料は別もんだとばっかし思っていたんですよ。

 

 

したっけさ、どれもみんな同じ原料だって言うじゃないですか。
精製した時に、純度が一番高いのがグラニュー糖で、匂いやクセがないから、コーヒーの味を引き立てます。
次に純度が高いのが上白糖。コクがあってまろやかです。
そして、グラニュー糖や上白糖を取り出したあとの液から作られるのが少し茶色の三温糖です。純度は低いのですが、煮物に使うと深い味わいが出ます。

 

 

我が家にある砂糖の袋には、もちろん、北海道産の『100%甜菜、士別製糖所(北海道)』と書いてありました。
皆さんのお宅のお砂糖は北海道からやって来たものですか?
もしそうだったら、今までよりちょびっと、かわいがって下さいね。

これが、甜菜の畑。

 

 

 

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