北海道・札幌発・だべさ通信5

北海道生まれのジンギスカンその殆どは輸入肉

たまに羊のお肉が食べたくなるときがあります。
そんな時にスーパーに行ったら割引シールが貼られている!
これはもう私に食べさせてやろうと神様がサービスしてくれたのに違いない。
カゴにポイポイ。
今夜は、久々にジンギスカンね。


■ 苦しまぎれから生まれたジンギスカン

最近では北海道以外でもよくジンギスカンが食べられるようになって、羊の肉はもはや特別なものじゃなくなりましたね。

 

もともと羊毛をとるために北海道にやって来た羊達でしたが、化学繊維の普及で羊毛は減り、年老いた羊の処理に困るようになって、それじゃあ外国では食べているんだから食べてみようということが、北海道のジンギスカンの始まりと聞いています。
食文化って、ひょんな事から生まれるんですね。

 

 

■ 羊の肉は太りにくい

よく、羊の肉は食べても太りにくいと言われています。
それは他の肉に比べて、羊は脂の溶ける温度(融点)が違うからだそうです。
鳥肉や豚肉の脂の融点は人間の体温より低いので、体に吸収されやすい。
牛脂の融点は40度なので、鳥肉や豚肉に比べると吸収されにくい。

ところが、羊の融点はなんと44度だから、食べても吸収されにくい=太りにくい!
更に、多く含まれるカルニチンという物質が脂肪の燃焼を助ける作用があるんですと。

 

■ ジンギスカンは殆ど輸入肉

美味しいね、ん、ん・・・
「あ、お父さん、その肉 焼けてるみたいよ」
旦那さんは焼き肉のたれを、私はベル(という会社の)のジンギスカンのたれをチョイチョイとつけては口に運ぶ。
やっぱし、北海道はジンギスカンだべさ。

でもね、今食べているこのマトンはニュージーランド産なんです。
実は、ジンギスカンは北海道の名物なのに、羊の肉の殆どは輸入肉。
日本で食べられている羊のほぼ9割以上だそうです。
おお〜〜なんだかちょびっと寂しいんでないかい。
牛はいっぱいいるのにね。

将来、道産の羊のお肉が普通に安く食べられるようになればいいね。
そしたら私、ぐっとスマートになれるんでないべか。

 

 

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