『黒飯(こくはん）』をご存知ですか？
北海道では、お葬式や法事のときに出されることが多いです。
『黒い飯』と書きますが、ご飯が黒いわけではなくて、黒豆が入った『おこわ』です。
お赤飯に似ているけれど、中に入っているのは小豆ではなく歯ごたえのよい黒豆はというところ。
それから、ほんのりと塩味がします。
旦那さんはお赤飯よりも好きみたい。
スーパーなどでは売られていないから、法事などで黒飯を頂いたときは、うまいうまいって食べていますよ。
婆ちゃんの法要の時に、折りと一緒に出された黒飯がこちらです。
随分大きな黒豆がおこわの上に乗っていますが、どちらかというと、黒豆とご飯が混ざっていることの方が多いかな。
黒ゴマをまぶしてあったりもします。
習慣と言っても、北海道は日本の各地から集まった人達ですから、黒飯も内地の習慣から変化したものではないでしょうか。
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