北海道・札幌発・だべさ通信5

ホテルノイシュロス小樽は婆ちゃんに優しいバリアフリー

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ホテル「ノイシュロス小樽」は、太陽が海に落ちる夕日が絶景だそうです。
昨日はどうかな〜っと思いましたら、お、おしい!
太陽は崖の向こう側、ギリギリに落ちました。美しい夕日が見えるのは、太陽が高く登る夏なんですね。

 

 

■ ホテルノイシュロス小樽のバリアフリーの部屋

部屋の扉は、車イスを押す側にとって扱いやすいスライド式でした。
脱衣所から浴室へも、婆ちゃんが歩きやすいバリアフリー。
お部屋で吹くを脱いで、そのまま行けちゃう。
私は服を着たままで介助できるし、ストーマ(人口黄門)をつけている婆ちゃんにとってもあずましい(居心地がよい)ようです。

 

ホテル「ノイシュロス小樽」は、全室が露天風呂付き。
海を見ながら
「あ〜、いいあんばいだあ」なんて言いながらつかっています。二人でしばらくの間、海を眺めていました。
お風呂には手すりや、踏み台、あと、緊急のボタンはあちこちに付いているので、年配のご夫婦だけでも安心だなあと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

■ 気取らず臨機応変の対応で婆ちゃんも満足
さて、夕食は洋食のコースです。
白い大きなお皿に盛られて最初に登場したのは、スモークされたニシンとタラが登場しました。
しっとりしたニシンは、普段は味わえない上品な味だね。
でも、婆ちゃんは、いつまでたっても手を付けようとしませんでした。
慣れない味だからかな・・・・・
”婆ちゃん、食べないの?”

 

「だってまだ、ご飯がきてないべよ」
そ、そうだったのか!
”すいません、あの、ご飯出して頂けますか?”
『かしこまりました』ウェイトレスさんはニッコリしてから、婆ちゃんにだけ先にご飯を出してくれました。
これによって、最初のお料理もご飯も完食です。

 

 

 

 

 

 

■ 露天風呂付き個室はハンディのある人にも優しい

翌朝は、
「朝も風呂さ入らねば損だべ」とか言いながら、自分からさっさと服を脱ぎ始めたので、私も慌ててズボンの裾をめくりました。
こうして、あっという間の一泊2日。
婆ちゃんのように、車イスや、体に障害がある人にとって、露天風呂のあるバリアフリーの部屋があるっていいですね。
とくに婆ちゃんは、ストーマを付けてからというのも、あまり外にはでたがらなくなりました。
でも、ここだと他人の目をきにする事もないし、お風呂にすぐ入れて心地よかったんだべね。
介護する側にとっても、とてもありがたかったです。

 

 

ロビーにいたとき、車いすにすわった婆ちゃんが、ヒソヒソ声で私に声をかけました。
「母さん母さん」
”なになに?”
「ここは、神様にお参りすれって所なんだべ?」

 

 

”は?神様??”
「だってほれ、コレコレ」と傍のテーブルを指をさしました。
あ、ああ、これね。

 

 

アジアン風のテーブルクロスは蓮の花にも似たデザインです。
そこに飾られたアロマや化粧品も、怪しげに見えない事もありません。
”これはね、化粧品だよ”
「んだべ、やっぱしねえ〜」

 

 

 

 

 

 

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