北海道・札幌発・だべさ通信5

北海道で食べきれないほど捕ったニシンはどうしたか

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冷蔵庫で、たった3日寝かせただけの即席『ニシン漬け』。
じっくり漬け込むいうよりは浅漬けみたいなもんだけど、家庭用の漬け物器で出来ちゃうところが便利です。

 

ニシンは以前、北海道の産業を支えていた魚で、わんさわんさ穫れたそうです。
ニシンがやってくる頃になると、やん衆と呼ばれる人たちが総出でニシンを穫るわ穫るわ。
網元さんは儲かっちゃって『ニシン御殿』って呼ばれる立派なお宅に住んだんだって。

 

でも、冷蔵庫のない明治や大正の時代、あんなに沢山穫ったニシンはいったいどうしていたんだろうと思っていました。
ニシンは干して『みがきニシン』にもしたけれど、ニシンの多くは、油を取ったり肥料にされたりして、本州に運ばれたそうです。
明治時代、本州は油をとても必要としていたし、肥料はカイコの養殖に使う桑の木を育てるのにとても重要。
私は最初、そんなニシンばっかし穫ったって食べきれないんでないの?と思っていましたけど、そうじゃなかったんですね。
ちなみに、京都の名物『ニシンそば』は、北前船に乗ってニシンが運ばれたことで生まれたんだそうです。

 

ガイドさんに聞いた話。
ニシンは漢字で『鰊』と書くけど、もう1つ『鯡』という字もあるんです。
ニシンは『魚にあらず』。
つまり、魚なんだけど、いづれは お金やお米に変わるでしょ。
だから『魚にあらず』で『鯡』というわけ。
なるほど・・・・

 

ここ数年、小樽にもニシンが戻ってきたという二ユースが聞かれるようになりました。
”ニシンが戻ってきたのか!!” と、喜んだんだけど、それは、養殖されたニシンたち。
石狩湾の上の方にある羽幌町で生まれた稚魚が、厚田、浜益、石狩新港から放流されているそうです。
以前のような石狩の海を呼び戻すために、沢山の人が努力しているんですね。

 

以前、タクシーの運転手さんから聞いた、とても興味深いニシンの話があります。
時間がありましたら、ご覧頂ければ幸いです。

石狩出身のニシンたち と 樺太に住んでるニシンたち

 

□ 冷蔵庫で簡単に作れるニシン漬けの作り方

みがきニシンは米のとぎ汁に1日うるかしました(ひたしました)。
すると、干してカンカラカンだった みがきニシンは柔らかくなって、包丁やキッチンバサミでも簡単に切れちゃいます。
漬ける前に、ウロコの処理を忘れずに。
キャベツと大根は、あらかじめ塩でもんで、しんなりさせる。
あとは、昆布とショウガ、唐辛子、麹を混ぜて、2・3日冷蔵庫で漬け込めばオッケー。

 

食べたいときに、食べたい分だけサっと作れるニシン漬け。
冷蔵庫のない時代のやん衆さんたちが聞いたら、食べたい!!って思うベね。

 

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