北海道・札幌発・だべさ通信5

時代は上書き、私の頃と違う赤ちゃんの育て方

親戚のお嫁さんが赤ちゃんとやってきました。
色々話しているときに
「今は、2歳ころまで お乳をあげてもかまわないんですよ」と教えてくれました。

 

 

え、そうなの?!
私のころは、赤ん坊は1歳くらいまでに、お乳を卒業しないといけないと言われていました。
だから、ご飯を食べてもらおうと離乳食を工夫したり、おっぱいが張って苦しくなるのを我慢したりと、当時のお母さんたちは試行錯誤を繰り返していました。
なかなか断乳のできない赤ん坊には、お乳を諦めてもらうために、おっぱいにカラシを塗ったお母さんもいたんですよ。

 

 

そのころは、 ようやく ”赤ちゃんをいっぱい抱っこしてあげましょう ” と言われ始めた頃でしたが、上の年代の人達の間では『抱きぐせ』がつくから、あまり抱いてはいけないと考える人が多くて、まあ、色々と世代の摩擦もあったわね。
赤ん坊が、” 泣けば抱っこしてくれる ” と考え始めることが、ズルい子になると思われていたからです。

 

 

世の中がどんどん変わり、新しい情報が次々と上書きされていくと、何が正しくて、何が悪いかなんて、結局は学者さんにもわからないってことね。
聖徳太子だって存在していなかったかも・・・なんて、今さら言われてもね〜〜。
確実に言えるのは、赤ん坊は、母親のことを『自分の命を守ってくれる唯一の存在』だという事をちゃんと知っている、ということね。
それと、あっというまに成長するってこと。

 

 

だから、成長する様子を見逃したらいたましい(もったいない)。
いっぱいお乳をあげて、いっぱい抱っこして、赤ん坊の感触を実感してほしいです。
今、腕の中ですやすや眠っているこの子だって、気づけばすぐに大きくなって、こっちが上から見下ろされるようになっちゃうからね。

 

 


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