北海道・札幌発・だべさ通信5

最後の手段でもムリなウォーッキング

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スーパーから出ると、もうあたりには街灯がついています。
ダシの素を一つ買っただけだからすんごく軽い。袋をグルグル回しながらでも帰れそう。
そうそう、こういう時こそ意識したウォーキングをすればいいんだ。
スタスタスタ・・・・

 

 

しばらくすると、私の少し後ろに、街灯に照らされた人影が見えました。
後ろに人が歩いているんだね。
いつもの買い物帰りだと、お先にどうぞと抜かしてもらうんだけど、今日は違うもん。
同時に並んで歩くのも気まずいので、スピードアップ歩きで差をつけちゃおうスタスタスタ・・・

 

 

このまま家まで独走だ。
と思ったら、やっぱりその人、私のすぐ後ろにいるみたい。
チラリ・・わ、やっぱし影が見える。
後ろの人もスピードアップしたのか。

 

 

こうなったら最後の手段、大股&スピードウォーキング。
腕もちょっと大きく振って、ダイエットに有効な大股早歩き。
このスピードなら差を広げられるし独走だべさ。
ちょっと息切れしてきたけど、な〜んもさ。
スタスタスタ ・・フ・フ・フ・・・

 

 

したっけさ、その影が、さらにじわりじわりと近づいてきました。
と、思ったら、走りもせずに私を追い越しちゃった。
すらりと背の高い・・というより、足の長い若者でした。
走らず、早歩きでもなく、ましてや大股&早歩きウォーキングでもない。
普通の一直線歩きで、私を抜かして行きました。

 

 

足の長いコンパスの一歩が、そりゃそりゃス〜っと伸びているのでございます。
私の歩幅の倍までとは言わないけれど、とうてい及びもしないハンディです。
これだも、陸上競技は日本、ハンディあるよね。
若者は、私から少しずつ闇の向こうに消えて行きました。
私は私、自分なりの大幅&スピードウォーキングで歩けばいいべさ。
でも、家に到着するまで、このスピードが持続する事はなかったのであった。

 

 


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