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札幌の大通り公園の端にある札幌テレビ塔。
『時計を見るタワー』みたいな感覚で、いつもは大通り公園から眺めるのがほとんど。
タワーに登るのは3階のレストランくらいです。
今回、そのさらに上の展望台に登りました。
前回登った記憶はたしか50年くらい前だわね・・・・・・・半世紀もたってるしょや。
なんと、札幌テレビ塔と私同級生でした。
・・・・・・・・・・・・・・・昭和32年完成・・・・
その1年前からはすでにNHKが電波を飛ばし始め、さらには札幌テレビ放送(STV)の電波も続いたんだけど、その後、各テレビ局のアンテナは手稲山に移りました。
札幌テレビ塔が今電波を飛ばしているのは、NHK-FMなどの限られたものだけだそうです。
ところでね、あの大きな時計あるっしょ。
あれは、松下幸之助さんがテレビ塔の為に寄贈してくれたものだったんですって。
当時は「Panasonic」じゃなくって「National」だったんです。
その証拠になるものが時間の文字の部分にあります。
写真でいうと、時計の『4』の文字の左下あたり。ここに『寄贈』という文字が付いています。
私もね、この話しを聞くまで、じっくり見た事がありませんでした。
昼間だったら絶対見えますよ。
今度誰かと大通り公園に来た時は、絶対話したくなっちゃうと思います。
さて皆様、高さ地上90mの展望台までやってまいりました。
この景色をご覧下さいませ。決して、札幌のお天気のライブカメラではございません。
あ、お客様、頭・・お気をつけ下さい。
テレビ塔の下を流れているのは創成川でございます。
小さな川でございますが、この川こそ、札幌の街の区画するための第一歩の『掘』、現在の創成川でございます。
公園に整備された川の両側が、程よく雪に降られて模様が浮き上がっております。
あら、真下に見あるのはテレビ塔の足だわね。
ちょっとビビりますでございますね。