北海道・札幌発・だべさ通信5

札幌市の4キロ圏内にヒグマが33頭

札幌市の中に、少なくても33頭のヒグマがいる事がわかったそうです。
札幌市の地形は、南側が山で北側が平野。
特に南区は殆どが山で、札幌市の中でも敷地面積は一番広く、なんと支笏洞爺国立公園の一部が含まれています。
意外にも、札幌の広さの4分の一は支笏洞爺国立公園です。
だからヒグマがいると言ってもね、そっちの広〜い公園の奥に住んでいるので、人間の方から山奥に足を踏み入れない限りは遭遇することはありませんでした。

 

 

ところがです。
北海道新聞によりますと、今回の調査で確認されたクマたちは、札幌の市街化区域からなんと約4キロ圏内をウロウロしていたっていうじゃありませんか!
マジですか!そんな近くにいるんなら、人間が食べられちゃうかもしれないべさ!

 

 

以前は、
『クマは臆病な動物なので、山に入るときは大きな音でラジオを流すとか、クマよけの鈴を付けて人間の居場所を知らせれば、熊は近寄りません』と言われてきました。
でも今は違う。
『クマよけの鈴の音は、エサを持っている又はエサになる人間の居場所をクマに知らる事になるので、注意して下さい』だって。
どういうふうに注意したらいいんだべか・・・

 

 

クマの世界も世代交代を繰り返すうちに、” 人間なんてチョロイもんよ・・・・ ” と感じる新人類ならぬ新クマ類の子ども達が誕生し、その子たちが市街地にやってくるようになったのではとも言われています。
それなら、わざわざ円山動物園に行って入場料を払わなくてもクマを見られる・・・・
とか言ってる場合じゃございません。
このままではクマも人間も、その先にあるのは悲しい運命だけ。

 

北海道の6月は、ちょうど笹の子採りのシーズンです。
もしヒグマに遭遇したら・・・・注意してください・・・
札幌市では、ヒグマと人間との共生を目指すため、A4判のパンフレットを作ったそうです。
でも、クマは読んでくれるかな。無料で配布しているんですけど。

 


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