北海道・札幌発・だべさ通信5

歳をとっても先生にはお見通し

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それは長男の小学校の入学手続きの時でしたから、もう25年以上も前の話でございます。

「次の方、どうぞ」
ハイ
「こちらに必要事項を記入して下さい」
えーと札幌市・・・・・・と・・・

 

 

書いた書類を確認していた受付の男性がいいました。
「ぽぷらさんだね」
!!
よくよく顔を見れば、どっかで見たようなお顔だち・・・
フサフサ髪は、すき間が多くなっているけれど・・・太田先生!!
「やっぱり、ぽぷらさん」
私のが小学校の3.4年の時の担任の先生が、偶然受け付けにいたのです。

 

 

小学生の時以来なのに、よくまあ覚えていて下さったこと。
「面影あるよ・・・」
そ、そうですか・・・・
それまでは保護者らしいすまし顔だったのが一転!小学生に逆戻り頭はまっしろ。
あとは何をお話したのかさっぱり思い出せません。

 

 

それからさらに20年以上の歳月が過ぎた昨年の事。
偶然に太田先生の連絡先がわかり、クラス会の電話をする事にしました。
”もしもし、ぽぷらですが・・・”
すると先生は迷わず
「おう、ぽぷらさんそっくりのご長男の入学のときに会いましたね。元気でしたか?」ときた。
先生という職業はなんてすごいんだ。
私なんか、昨日のご飯も忘れちゃうのに。
久しぶりにお会いした先生は、ご高齢にもかかわらず背筋もピンとしておられました。

 

 

さて今年の夏も、お誘いの電話をかけました。
「おお〜ぽぷらさん、また誘ってくれるのかい嬉しいなあ。いつだい?ん、ん、わかった行くよ行くよ。何時だっけ?6時だね、わかったわかった楽しみにしているよ」
先生は、いつのまにか、ちょっとおちゃめなお爺ちゃんになっていました。

 

 


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