北海道・札幌発・だべさ通信5

水漏れ修理代は心もおサイフもショック状態

婆ちゃんの故郷から親戚が7人やって来る事になりました。
婆ちゃんの部屋は随分整理はしたものの、まだ生活に必要なものは残っているので、とりあえずは泊まることはできます。
掃除しておかなくっちゃ。
ところが昨日、久しぶりに婆ちゃんの部屋の水道の蛇口をひねったら、水がワヤワヤ~~~~っと漏れ出しました。
わわわ、なんということ。

 

 

と同時に、なにやら怪しい水の音もする。タッタッタッタ・・・・
もしや・・・・
洗面台の下の扉を開けるとまあ、水がポタポタ、私が全速で走ったときみたいな鼓動の早さで床に落ちているじゃないですか。

 

 

急いで水道屋さんに電話。
「あの、もしもし、コレコレこういうわけで・・・はい・・・もう20年以上前の洗面台でして・・・
だいたいでいいんですけど、おいくらくらい、かかります?え、1万5千円くらいですか、それじゃあお願いします」

 

 

ところがやってきた水道屋さんは言いました。
「ああ、奥さん、これは器具ごと交換が必要ですね」
『ええ?器具ごと? ということはお値段は・・・』

 

 

水道屋さんは修理に使う部品のカタログを私に見せながら、
「えーと、この部品の金額と・・工賃・・・消費税を合わせますと・・・」
電卓をパチパチパチ・・・・
「少し値引きして、この金額で・・・」
見せられた電卓には5という文字が2つ。

 

『ご、5万5千円!!そ、そんな・・・・・』
素人の私の心は ” そりゃいくらなんでも○ッタクリでないなの??”と思いました。
そうは言っても、親戚ご一行がやってくるのは三日後。
緊急事態では仕方ありません。
了解を得た水道屋さんは、さっそく今日、部品を用意して交換などの修理をしてくれました。

 

さて、ショックも冷めやらぬうち、婆ちゃんの部屋を出ようとすると、重たそうな黒い箱がデンと残っています。
あら、水道屋さん忘れていったんだね。
金具をカチッと外してフタを開けてみると、そこには見た事もない金属の棒やら穴のあいたレンチみたいな特殊な道具が、ズラリと並んで入っています。
そうだよね、こんな特殊な道具を使う仕事だもの。それも値段のうちだよね。
水道屋さんが忘れた道具は、ちょっとだけ気持ちをなぐさめてくれました。

 

 

主がいなくなると家が痛むって本当ですね。
あ〜あ しょうがない。
そうだわ明日お客さんのご飯の材料を買い出しに行くから、内容をちょびっと変えちゃおうかしら。
見ため松竹、中身は梅にしちゃえば、いくらか元はとれるかも。

 

 


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