北海道・札幌発・だべさ通信5

爆弾低気圧でゴミステーションも飛ぶ

朝はね、日が差して雪もとけて暖かかったんです。
そのうち雨が降り出して、お昼が近くになると雪に変わって、ヒュルヒュル〜〜〜〜っと風が音を立てるようになりました。
気がつくと雪が真横に飛んでいる。
ありゃりゃ、いきなりすんごい天気になってきたわ。

 

 

お昼ごはんのチャーハンと半ラーメンが出来上がってお盆に乗せると、ゴゴゴーーーーと地鳴りのような風の音。
とたんに窓もガタガタガタ震え出しました。
外を見ると、木はみんな同じ方向に腰からクネ〜〜〜っとなびいています。
窓も、木も、私も、おっかながっているね。
そしてそのときは確かにありました。黄色いゴミステーションのゴミ箱が。

 

 

『ご飯できましたよ』
家続きの事務所に戻って、チャーハンと半ラーメンをテーブルに置いてお箸を持ったら、外を見た旦那さんが言いました。
「あれ?ゴミ箱ないぞ」
ええ!まさか。だって今あったよ。

 

 

それは今年設置されたばかりの黄色い丈夫な木製のゴミ箱です。
勉強机よりも大きなフタでどっしりしている。
どれどれ・・お箸を置いて外を見る・・・・ああ!!ない!!
10秒前まであったのに、今はそこだけがすっぽり雪の中から土が見えてるっしょ。

窓にへばりついてあっちこっと見回すと・・・・
『あった!、お父さん大変だわ、道路ふさいでるも』
「なに?!」
ゴミ箱は、大きなサイコロのように道路に転がっていました。
こりゃ『6』かな・・・・とか言ってるばあいじゃあございません。

 

 

車が来たら大変だね、回収しないと!
強い風でドアが持っていかれないように慎重に玄関のドアを開ける。
バタバタバタ・・・・ゴゴゴゴ・・・・
すると向こうから ああ、車来たあ〜〜
車は徐行して、やっと避けていきました。
ほれ今のうち、道路に転がった箱は私一人じゃ動かせなくて、旦那さんと2人がかりでズリズリと引っ張って、なんとか端っこに寄せました。ブロックを乗せて・・・っと。

 

 

やれやれ、歩いている人も大変だね。
家に戻ってお昼ご飯を食べましょ。
おや・・・・ラーメン・・・もっこり増えてるね。


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