北海道・札幌発・だべさ通信5

真っ黒い雪は雪捨て場の雪

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町を離れると、突如こんな光景が現れます。
山のようだけど山じゃない。
黒いけど、雪なんです。

 

 

ここは札幌市の雪捨て場。
冬の間、トラックでどんどん運ばれた所で、まだ溶けきらずに残っているわけです。
雪捨て場は、札幌市内に何カ所もあるのですが、ここは私の住んでいる手稲からは比較的に近い場所なので、もしかしたらウチの前の道路の雪も、この中に埋まっているかもね。

 

 

春の暖かさで随分溶けたようだけど、なんせ大きな山になっているもんだから、なかなか溶けない。
高さも、まだ3m以上はあるようです。
降ったばかりの雪は真っ白だけどね、春になると、土やホコリで、外側は真っ黒になっちゃいます。

 

 

 

この雪を、ただ溶かしちゃうなんてもったいない。
なんとか利用できないか・・・という事で、すでに、雪の再利用をしている所もあります。

 

 

それにはまず雪を貯める大きな貯雪庫を作って、冬に除雪した雪をどんどん入れておきます。
そして、貯雪庫内の冷えた空気を、夏の冷房として使うわけです。
しかもね、溶けた水は、花壇や水洗トイレの水としても使うそうです。
ウチにもそんな設備が欲しい!
でも、大きな貯雪庫のスペースが必要になるので、今のところは特別な建物だけのようです。

 

 

だからこの雪山は、何もされないまま、溶けてしまう運命です。
でも・・・できることならこの山の端っこに、長〜〜いホースを密かに差し込み、家まで繋げて、タダで涼しい生活を送りたいと、考えたりもしています。

 

 

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