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鮭の飯寿司(いずし)を漬けて数日が過ぎました。
どんなあんばいか、ちょっと様子を。
鮭はもちろんだけど、他にも野菜にご飯、麹、調味料の塩や酢も一緒に混ぜ込んで、いつもだと正月頃に食べます。
それまでの間、寒い季節とはいいながら、よくまあ腐らずに持つものです。
それもこれも、殺菌作用と乳酸菌の力なんですね。
塩や酢にも殺菌作用があるそうだけど、なんと言ってもそのその作用の縁の下の力持ちは笹の葉じゃないかなと思います。
北海道は、どこの地域に行っても笹が生えていて、放っておくといつの間にか笹で覆われてしまいます。
その生命力たるやハンパじゃない。
雪の下でも、青々としているんだから。
まさに、笹の底力だね。
今年も笹の葉の力を借りて、ただいまベランダで飯寿司が熟成中。
人が作った消毒の薬は、人の体にとって良い菌までもを殺してしまうと聞いた事がありますが、飯寿司の樽の中では、笹も酢も塩も、乳酸菌は殺さないで、美味しくじっくり熟成?)させているという事なのでしょうか。
自然界の殺菌作用には、菌の見分けができるんですね。
人はまだまだ自然界から学ぶ事が多いようです。
でも、食べ物を長時間保存できるすべを知った昔の人も、すんごくすごい。
その恩恵をちゃっかりを受けっぱなしの自分にも、バトンを渡せる何かができたらいいのになあと思います。