北海道・札幌発・だべさ通信5

若者を惑わす中年のギャグ

我が家のリフォームは、古くなったインターホンの取り替えで終盤を迎えました。
茶の間にモニターを付け終わった兄さんが、新しいインターホンの説明をするというので、晩ご飯の支度は一時中断。
手を拭き拭き、説明を聞きました。

 

今までのインターホンはピンポ〜ンてくると、茶の間だけでしか受けられなかったのですが、今度のは事務所に置いてある固定電話にも接続できて、茶の間に誰もいなくても同時に事務所の電話もピンポ~ンと鳴って、誰かが来たのがわかる仕組みです。

 

 

 

 

細かな設定は一度聞いても分からないのですが、業者のお兄さんはちゃんと説明してくれます。
「画角は、このボタンで切り替えが可能です」
『なるほど・・・』

 

「あと、これが録画ボタンです」
『録画ボタンですね』

 

「自動で留守中の訪問者を録画する事もできます」
『誰が来たかわかるんですね』

 

「そうです、役立つ機能だと思います」
『なるほど~!ピンポ~ンって来た人がもし怪しく見えたら、機械の言葉で ”コノ インターホン ハ タダイマ ロクガ サレテオリマス”  とかなんとか、言っちゃえばいいんですね』
つい嬉しくなっちゃった私は少し、調子こいてしまいました。

 

 

 

 

そのとき空気が変。
「え?・・・・あ、そうですね・・・はははは・・」
お兄さんの顔は一瞬 固まって、応答までの時間かかりずぎ。
しょーもないギャグにつき合わされたと思ってくれたらまだいいけど、 もしかしたら ”このオバさん、マジで言ってるのか? ” と思ったのかもしれない。
「それじゃこれで失礼します」
『ご苦労様でした』

 

 

自分が若かった頃、面白くもない冗談を、”面白いだろう?” みたいに言うオジさんオバさんを見ると、うわわわ・・・・と、ドっと疲れちゃったし、中には ” 本気で言っていたのかも” と思ったこともありました。
現に私は先日『右方向』と言いながら左をマジで指差していたのに気付かなかったもんね。

 

 

お兄さんが 「あ、そうですね・・・はははは・・」と答えてくれたのは、お客さんである私に対する優しさだったのかも。

 

 

夜になってその事をみんなに話すと、
旦那さんが「お母さんは、昔はこんな性格じゃなかったんだけどな」と言いました。
確かに私はここ数年で、ちょっとだけ(?)オバさんにありがちなズウズウしさがでてきたかもしれない。
次男は「ずっと真面目に答えているからダメなんだよ。空気が和んでからギャグ言ってみたらいいよ」と言ってくれました。
なるほど!次男よ、お母さんはそっちを選んじゃうわ。
最初から、やわらか〜く接すれば、いきなりの冗談に戸惑う事もないよね。

 


結局これからも若者を惑わしてしまうかもしれないけど、冗談がちょびっとウケてほしい、そんなオバさんになってしまうような気がする。
でも、本気と冗談がちゃんとわかるように、わかりやすくするね。

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