北海道・札幌発・だべさ通信5

苫小牧のカササギはロシア系?

『カササギ どこから来たの』のタイトルで、今朝の北海道新聞に、見覚えのある白黒の鳥の写真が載っていました。
あ、この鳥、今年の6月に苫小牧に行ったときに初めて見た鳥だわ。

 

勇払の公園に行ったときに、たまたま目の前をスーっと滑空する鳥がいたので、キョロキョロしていると、また、スーっと飛んで行きました。
その姿もかっこうも、カラスそっくり。
色が抜けちゃったカラスかと思ったくらい。
違うところは、体の大きさがちょっと小さく、白黒というところ。
こちらがその時の写真です。

 

 

新聞記事によると、
『カササギの繁殖地は九州北部だったが、1990年代後半から苫小牧で繁殖している』とのことでした。
ところが不思議なことに、九州と北海道の間の地域には生息していない。
しかも苫小牧なのはどうしてなのか。

 

 

その後の調査で、苫小牧のカササギはロシアの鳥との遺伝子が強いということがわかったそうです。
ということは、苫小牧にいるカササギは、九州にいる鳥達の親戚ではなく、ロシア船に乗ってやってきたのではないかと考えられる。

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以前、カササギを見てから調べてみてちょっとわかったことは、カササギはもともと日本にはいなかったそうで、『豊臣秀吉が日本に連れて帰ってきたのかもしれないという説』があることです。
苫小牧で見たカササギは、このときの子孫ではないのか??と思ったけど、違いましたね。

 

最初に日本にやってきてから、もう何世代にもわたって九州に住んでいるカササギと、最近ロシアからやってきたカササギ。
この2つのグループは、お互いに言葉が通じるのかな・・・なんて思ったりしましたが、どうなんでしょうね。

 

最近では、札幌や小樽でも目撃されているそうです。
カササギはとっても賢い鳥だそうですが、カラスの仲間なら納得。
これは増々、近所のカラス達との生存競争が激化しそうですぞ。

6月にUPした時のカササギの写真と記事
北海道のカササギも豊臣秀吉が連れてきた?
はこちら。

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