北海道・札幌発・だべさ通信5

野生のホップ?

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川の傍の遊歩道で、こんな植物を見つけました。
おお!ホップだ!北海道に野生のホップがあるなんて!

以前、このあたりで見つけた時は、まさにこんな驚きでした。
あとで調べてみると、これはホップの親戚で、よく似たカラハナソウという植物である事がわかりました。
しか〜し!これがのちに、北海道にビールが根ずくきっかけになったのです。

 

 

”時は1872年(明治5)、お雇い外国人トーマス・アンチセルが、岩内町で偶然にこの植物を見つけました。
おや、これはもしかして野生のホップ?!
アンチセルは、”この地でホップを栽培すれば、今に北海道は、ビールを輸出できるほどの大生産地になる事間違いないべさや!と思いました。
「みんな!はっちゃきで(がむしゃらに)ビールをつくらないかい?がんばるべや!」と開拓史に申し入れました。
ちなみに、カラハナソウで作ったビールの味は、とてもまずかったそうです。

 

 

でも、カラハナソウのおかげで、北海道はホップの栽培に適していることがわかりました。
そして原料の時給をめざし、札幌にホップ園を作りました。
こうしてできたビールこそ、札幌ビールの始まりだったのであります。札幌ビールのマークの星は北極星。それは北海道を切り開いた開拓史のマークなのです。完”


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