北海道・札幌発・だべさ通信5

バカを付けられたイヌホオズキのほうが人間よりも生き残る

玄関前のアスファルトの境目に、小さなイヌホオズキが咲いていました。
なんとその背は親指くらい。
だから花も小さくて1cmもありません。
でもいっちょまえに、これから咲こうとしているツボミもありますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

(こちらは、夏に咲いていたイヌホオズキ。背の高さは30cmくらいでした。)

 

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小さなイヌホオズキはアセったべね。
コンクリートの小さなすき間から、やっとの思いで芽を出してみたら季節は晩秋。
遅すぎ!うかうかしてたら雪が降るべさ。
なんとか花を咲かせる方法はないもんか??
そうだ、小さい体になったらいいんでない?
と、思ったのかどうかはわからないけど、この花はとにかく 小っちゃく咲いた。
植物は、育つ環境で、すぐに大きさが変えられるんですね。

 

 

バカなナスだからバカナス

イヌホオズキは、ナスやホオズキに似ているのに役に立たないので『バカナス』とも言うそうです。

花言葉はなんと「嘘つき」ですって。
まあ人間ていうのは勝手に名前を付けちゃうね。
” 人間の為に花咲かせてるんでないべさ バカこくでねー ”と 逆に思っているかもね。

 

 

 

人間が滅びても生き残る?イヌホオズキ

それにしても、イヌホオズキはどんな場所にも適応しちゃうらしい。
日本以外、世界中の温帯から熱帯まで咲いているそうですから、その能力はハンパじゃございません。


そこいくと、人間はたいしたことない。
北海道人が真夏の本州に行ったならもう死にそうに暑く感じるし、逆に真冬にやってきた本州の人は死にそうに寒いんだべね。
『バカナス』は寒さも湿度も、そして、場所も選ばない。
バカじゃ、こんなふうにはいかないよ。
もし、地球上で何かが起こったら、人間よりも『バカナス』の方が生き残るのは間違いなさそうだね。

 

 


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