北海道・札幌発・だべさ通信5

札幌手稲発 大浜みやこカボチャ発競り6万円!

大浜みやこカボチャ
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「大月みやこ が、初競りで6万だとさ」旦那さんが言いました。
『へ〜!そんなにするの、すっごいね。でもそれ、大月みやこじゃなくて『大浜みやこ』だからね』
「あれ?そうだっけ?」
大月みやこさんは歌手だもね、私も時々間違えそうになっちゃいます。

 

 

『大浜みやこ』は、今では全国的に名前が知られるようになった手稲発のカボチャ。
札幌中央卸売市場で24日に行なわれた初競りで、大浜みやこが1箱(10キロ6個入り)6万円という価格がついたんだとか。
昔は、スイカ農家が多かったのですが、こんなに高級なカボチャが育つのなら、カボチャの栽培の方に力が入っちゃいますよね。
この日の平均価格は1キロあたり485円。
それでも前年からみると少し安かったそうです。

 

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『大浜みやこ』は美味しいけれど、形も大きさも立派な高級品は それなりのお店に並ぶので、人所のスーパーで私が買うのは見た目にちょっと難があるような、いわゆるB級品です。
でもさでもさ、これでも十分。

 

 

こちらは以前買ったときの『大浜みやこカボチャ』。
土についてい部分が日が当たらなかったせいか黄色くなっていますが、な〜んも(影響ない)ですよ。
ガバっと切ったら、肉厚な実から汁がでてきました。

 

大浜みやこカボチャ

 

 

 

大浜みやこカボチャ

 

 

『大浜みやこ』は海が目の前の砂地で栽培されています。
この浜の名前が『大浜』と呼ばれていたからです。
『大浜海水浴場』へは子どもの頃は遠足でもよく行って、足で砂をほじほじして貝を取って遊びました。
その後、名前が『大浜』から『小樽ドリームビーチ』に変わり、遠浅だった浜は近隣の工事などによって(と思う)潮の流れが変化し、現在では浸食が進んで当時の大浜はなくなってしまいました。

 

 

 

『大浜みやこ』の殆どの生産地は札幌の手稲区ですが、目の前の浜は『小樽ドリームビーチ』。
小樽?? そう、手稲は札幌市だけれど、海がないんです。
西側の浜は小樽市、東側の浜は石狩市になっているからです。

 

 

このカボチャの名前の由来を知っている人は、今では少数派なんじゃなかろうか。
ましてや、大浜で貝とりなんて、半世紀前の話しだべさ。
だから浜の名前が残る大浜みやこは、昔の子どもだった ばーば としてはちょっと嬉しいです。
しかも美味しいときてるからなお嬉しい。
安く出回るようになったら必ず買って食べなくっちゃね、大月みやこ・・じゃない
大浜みやこ。

 

大浜みやこカボチャの畑の様子の記事 >>

大浜みやこカボチャは通販で購入できます >>



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