北海道・札幌発・だべさ通信5

ホオズキは心見透かし陣地とる

4年前、北竜町の道の駅で買ったホオズキ。
夕方に近かったせいか、入り口を入ってすぐの場所に置かれていた台の上にはホオズキの鉢がたった1つ。
みんなに選ばれず時間もたってしまったせいか、葉っぱも少ししぼんできているように見えました。でも、オレンジ色の実の袋が2つだったか3つだったか付いていたね。



道の駅を一通り見てから出ようとすると、ホオズキが私に
 ”私を家に連れてって・・・ しかも私、300円ですう・・・” って言う。
ウチに来るかい?
旦那さんの後ろを歩きていたのをUターンしてホオズキを買いました。



1鉢には2本くらいのホオズキが植えてあったと思う。
畑の角に植えたらその年の秋には、枯れるかも・・の心配をよそに、無事にオレンジ色のまん丸い実をつけてくれました。


次の年、ホオズキは種を落としたのか、そばの土から新しい芽が顔を出していたもんで、よかったよかったと喜んだもね。


3年目となった昨年。
あれ?あっちにも出てる。
ホオズキはさらに増え、思いもよらない離れた場所からも生えていました。
でもまあいいか、ホオズキだもね。



したっけさ、今年、ホオズキは私の気持ちを見透かして、さらにあっちもこっちも陣地を拡大!
雑草はベシベシ引っこぬくも、” ホオズキは愛おしい・・” という私てき価値観をホオズキはすっかり見通していたのであった。



ホオズキの勢力がこんなにすんごいもんだとは知らんかった。
あんたたち、これ以上図々しくなったら、わかってるんでしょうね・・・・


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