ブルーのアクセントが美しいルリボシヤンマ
池の傍を行ったり来たりしている大きなトンボがいました。
あっちに行ったと思ったらまたこっちに来る。いきなりの瞬間移動のワザはすごい。
あたりに飛んでる小さな獲物を、目にも止まらぬ早ワザで捕らえています。
こっちの動体視力が追っつかないくらい。
体長は７〜８センチくらいで、大きな目と尾の付け根のブルーが美しいです。 胴体の側面にある黄緑色のラインがまたカッコいいねえ。
調べてみると、このトンボはルリボシヤンマってトンボではないかと思います。
尾の模様にもブルーが混じっているようなのでオスのようです。
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あっちに行けとやって来る？
そのうち今度は池の上を行ったり来たり。
しばらく目で追っていると、いきなり 一時停止をして見せるので、追いかけていたこっちの目が行き過ぎちゃう。
ほーーその動き、たいしたもんだね。
ルリボシヤンマは何度も行けの上を行ったり来たりしては、ときどき私の前で一瞬止まるようなしぐさをしていました。
こっちを向いてる！止まってくれたおかげて写真撮れました。
でももしかして、こっちの様子をうかがっているのかな？
ほらなた止まった。
”じゃまくせえ” って言った？ 言ったかも。言ってるように見える！そのいっぱい付いているその目つきが、ちょっと怒っていたように見える。
ルリボシヤンマは縄張りを持つそうだから、本当に ”あっちに行け！” って言ったのかもしれないですね。
８月も、もう後半になりましたね。
あたふたしているうちに暦はどんどん進んで、手稲神社のお祭りの話が聞こえてくるようになりました。
ああ、なんだかちょっと寂しい。
トンボにしてみたら残り少ない時間を全うさせなくっちゃいけないんだから、こちらのように物思いにふけっている余裕はないに決まってるよね。
なんてたって3年間もヤゴで水の中にいたんだから。邪魔をして、すんませんせんでした。
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