北海道・札幌発・だべさ通信5

使い込んだ、しゃもじ形の勲章ね

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この菜箸、とうとうお役目をご苦労さんだわね。
妻になったときから早30数、共に台所で共同作業してきた親友でした。
そうそう、このしゃもじもでございます。

 

 

最初はもちろんご飯をよそっていたんだけど、そのうち炒め物専用のヘラになりました。
したっけさ、いつのまにか丸いはずのてっぺんは平になって、お鍋のふちをカンカンて叩くもんだから、左のへりがウェーブ化しております。
どれくらいの数、フライパンやお鍋の底をかまかした(混ぜた)ことでしょう。
持ち手部分には『宮島』って掘られていたんだけど、それもいつの間にか消えちゃった。

 

 

こんなに変形したのになして投げれない(捨てられない)のか。
それがさ、このしゃもじ、きっと炒め物するときの私の手に馴染んでいるんだべね。
丈が短くなっているせいか、最近は炒め物をすると、フライパンの熱さがけっこう伝わってきます。

 

 

菜箸はお役目ご免だけれど、このしゃもじは、もうしばらく現役でお願いしたいもんです。
しゃもじ形の勲章です。

 


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